次第に女へと目覚める二階堂ふみの表情に惹かれる。 特にトマトを食べる市毛を見る表情と蚊を潰して血を舐める時の表情が素晴らしい。 神社のシーンや河原のシーンなど二階堂ふみの表情を追うだけで楽しめる。 …
>>続きを読む【戦時下の日常】
監督自身が言っているように、これはホームドラマである。
すじとは関係なかったけど、工藤と富田の姉妹喧嘩シーンは
実は両者にとって難しい仕事だったそうだ。
特に夫と子供を空襲で失っ…
【2015年キネマ旬報日本映画ベストテン 第7位】
『火口のふたり』荒井晴彦監督が高井有一の同名小説を映画化した作品。荒井晴彦監督にとって『身も心も』以来18年ぶりの監督作品となった。キネマ旬報ベス…
二階堂ふみの戦争映画、最近よく見ている。
同じ時代を演じていても、役によって顔が変わるから凄い。
初めの方のシーンの垢入り具合凄かったけど、思えば子どもらしさを表すために敢えてだったのかなと。
戦…
愛を知らずに明日死んでいくかもしれない、という恐怖は、やはり人肌恋しくさせ、スリリングで破滅的な愛へと変わっていくのか。
夏の描写が良かった。日本の夏の暑苦しい感じが、主人公たちの恋愛をより一層掻…
戦時中、毎日が不安の中、
未来があるかも分からない、
同世代の男の子は戦争に駆り出されて出会いもない。
仕事と家の往復以外することもない。
家には多少のゴタゴタがある。
そんな年頃の女の子の隣の家…
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