SHARINGに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『SHARING』に投稿された感想・評価

ストーリーとしては予知のイメージ、震災関連であることからヒア・アフターや、デッド・ゾーンに類する。
また、クローネンバーグで言えば、大学が舞台で撮られていることから「ステレオ均衡の遺失」にも近い。幻…

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話し合い,ラバーハンドイリュージョン,虚偽記憶,舞台練習,東京電力原子力発電所,居酒屋,分身,同顔,爆破,火事,人影,目覚め,人文字話,旦那.東北行き止め,舞台鑑賞,爆発物止め,旦那追い,生徒雪崩,…

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【じぇれのレビュー】

2017/05/04 04:32
111分バージョン鑑賞
予知夢・ドッペルゲンガー・幽霊といったオカルト要素を散りばめた、ホラー風味のサスペンス。
......ではあるのです…

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表象不可能性が夢として体験される時にそれを映画を通して体験できる映画の力。想像力の限界を認めつつもそれでもなおそこにある何かを確かめていく。リミットオブコントロールを想起する内容で、クローズアップと…

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自分の存在に確からしさが感じられないとき、分身が現れる。自分が自分でない、この自分でありたくない、という感覚。それが恐怖になる。
arch
5.0

3.11と呼ばれる日常や価値観を根本的に転覆させうる災害があった。本作は、その事件に被災した当事者ではなく、遠く離れた被災地以外にいた人々の心情にフォーカスする。
当事者ではない、されどそれは日常に…

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5.0

こんなに衝撃を受けた映画は久しい。現実と夢あるいはフィクション(「現実」と「フィクション」とはなにか?)が幾重にも織り込まれており、その折り目は実際に手に取ってみないとわからない(いや、厳密にはわか…

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最高!!!立教大学がクローネンバーグ「ステレオ/均衡の遺失」みたいな実験施設のように見えてくる。映画はやはり大爆発と共に終わるべき!!!!!

アテネ・フランセ文化センター、篠崎誠特集にて。

『SHARING』
3.11を境に恋人との現実と幻想が混ざり合う、社会心理学者の瑛子。震災を経験していないのに、実感を持って夢を見てしまう人々を熱心…

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4.5

2022年劇場17本目。

優れたアートフォームとは、観客の世界の見え方を観る前と観た後で一変させてしまう、危険な触媒と言い換えることができる。
本作は十二分にそのような強度を持った一作である。

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