シン・ゴジラの作品情報・感想・評価 - 4ページ目

シン・ゴジラ2016年製作の映画)

上映日:2016年07月29日

製作国:

ジャンル:

3.9

あらすじ

現代日本に初めてゴジラが現れた時、日本人はどう立ち向かうのか?

出演者

「シン・ゴジラ」に投稿された感想・評価

risa

risaの感想・評価

3.6
内容と全く関係ないんだけど、レディースデイを狙って水曜日に観にいったら、イオンシネマにはレディースデイがないと言われて通常料金で観ることになり、その日雨がすごくて偏頭痛がガンガンの中映画観ていろいろと最悪のコンディションだった…から内容そんなに覚えてない…エヴァンゲリオン実写化したらこんな感じなのかなってくらい。
「薬は注射するより飲むに限るぜ、ゴジラさんよ」by権堂一佐
私はビオランテ大好き勢なんでこの台詞が頭をよぎりました。

災害後の現代日本と地続きな感のある舞台建てとゴジラ出現までのスピードが良かったからか他の怪獣映画みたいなフィクション臭さが無く確かに現実に近い風味。
一部の役者陣の演技は変な捻りを感じないストレートさがあって其処は確かにこの映画の雰囲気にマッチしてた。

しかし、国際社会の複雑な力学はリアルだと思うけど出てくる海外側の人達の写し方に説得力が無い。なんか場にそぐわないアニメ的な臭いが強い。
それと所々のエキストラの拙さが虚構とも現実ともとれない荒らさに感じられたしリアルさが売りの諸会議シーンも散らかってる様で纏まりが無い。
(そもそも閣僚や官僚の本物の会議なんて見たこと無いんでリアルかどうかわかんない(´Д`))
これらがどうも現実風味の紛い物の様に感じ、法制度や自衛隊等の現実的な骨組みに上手い肉付けができてるとは思えない。

構成にしてもゴジラのパートと人間のパートのバランスがアンバランス。
そのせいかゴジラ側からの脅威の描写と人間側の政治劇の配分の不味さが海外では受けなかった理由かも。
この“プロジェクトX風現実風味“は“震災とその影響からくる絶望感“を味わった日本でならウケるのか。
妙なオタッキーさと監督の強すぎるスタイルにゴジラのシンプルで力強かった象徴性は埋もれてしまってるような。

しかしノスタルジーと新しさが共存した特撮シーンは良かったし音楽からも好きだったゴジラの懐かしさが溢れてた。
単純にドンパチやる怪獣映画が好きな自分は多摩川近辺での戦闘シーンは迫力とカタルシスとカタストロフが有って其処は素直に楽しめた。
初代の物語性、黙示録性が影を潜め監督特有の美的センスと勢いの瞬間風速に充ちた映画だった。
蒲田くんが気持ち悪い
あと石原さとみの英語はなまりすぎてて好きじゃない
日本のSFは映像が残念

日本らしいなと思った。
追悼・大杉漣…遅すぎ! 自分の腰の重さにドン引き。

ここまで大衆性と怪獣映画という特殊ジャンルと自分の作家性を共存させる事が出来るのか。ヤシマ作戦を三次元でやっちゃうし、顔ドアップの鬱陶しい演出ばっかりだし。庵野秀明恐るべし。ゴジラファンを冒涜している場面も見受けられないし、多すぎる会話のリズムも決して不愉快ではない。あと石原さとみのキャラは完全に二次元から出てきてますよね。「あんたバカァ?」って言っても痛々しくならないぐらい。あと俳優ではダントツで市川実日子が良かった。長谷川博己演じる主人公は、全然応援する気になれなかった(だがそこが良い)。彼の人間臭さとか怪獣映画にとって明らかに「必要な邪魔な要素」だよね~。
guis

guisの感想・評価

3.8
いい意味でエヴァ。
国の体制を描いててリアル感あって良かった。

log.
久しぶりの「人間vsゴジラ」。しかもゴジラ名物よく分からんハイテク兵器は登場せず。「今この瞬間ゴジラが日本に上陸したらどうなるか」という目線で見れる。ミリオタには堪らないくらい兵器がバンバン出てくる。俺とか怪獣好きにはダイレクトヒット。ただ、登場人物は基本会議室とか室内が多いいわゆるハコモノ。「俺は派手なアクションが見てえんだ!」とか「御託はいいからオキシジェンデストロイヤー出せよ」って人には合わないかも。「12人の怒れる男」が好きな人は多分ハマる。あと早口でよく分からん用語で皆話しまくるから置いていかれたらマジでそのままポカーンってなる
現実の日本であの巨大なゴジラが現れたらという設定で、それを見事に現していて良かったです。

官邸内でのやり取りが思うように進まないシーンで高良健吾が「こんなことしてる場合じゃないのに」と溢したりして、皮肉が通ってるなと感じました。

特殊効果も予算が少ない割りに頑張っていたと思います。最初観たときにゴジラがちゃっちく感じましたが、観るにつれて不気味さが出ていて凄く好きになりました。
個人的にゴジラが東京を焼き付くすシーンはトラウマ級でした。音楽の不気味さと炎の凄まじさで忘れられないシーンななりました。
最後のヤシオリ作戦も凄かったです。ビルが倒壊するシーンはハリウッドに負けてないくらい頑張ったと思います。

ただ主要キャストにもう少し心理的な描写をあまり出していなかったのが自分にとってマイナスに感じました。例えば、ゴジラが東京を焼き付くすシーンや最後の「ヤシオリ作戦」でもかなり死者は出たと思います。
ですので、個人的に死を悼むような描写もあってほしかったです。

ですがマイナス点も含めても、ゴジラを倒すまでの作戦をたてる過程等も面白く、ハリウッド版ゴジラよりも楽しめました。

自己採点 80点
庵野さんによる実写版エヴァといっても良い作品だと思う。
また、庵野さんのエヴァシリーズの箸休め的な作品であるとも思う。
nosonoka

nosonokaの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

日本政府郡対巨大不明生物映画
エヴァ臭漂う雰囲気の中、政治家や専門家の怒涛のテロップアンドスピーチの莫大な情報の波に溺れながらの、不気味可愛い蒲田くん上陸と都民の混乱、さらに成長したゴジラの火炎に光線放射の絶望的都市壊滅、石原さとみのアスカキャラ、放射性廃棄物に適応した生物が生み出す悲劇とそれに対する他国の核攻撃に頼るという判断、無人列車爆弾に高層ビル爆破とポンプ車の「巨災対」チームワークっぷりからのゴジラ“一時停止”という終息、尻尾の先端に見える新たな生物複数体が生じかけたままの“終”
新、震、真、心、神、、、原子炉エネルギーに対して、日本国家は何のエネルギー源を持ってして突き動かされているのか、面白い
たてま

たてまの感想・評価

5.0
過去メモ。
映画館に3回通ってソフトも買って、観過ぎて、脳内で分解し尽くしてしまったのが残念。
東京が破壊されるシーンでまさか泣くことになるとは。後半の(非現実的=ザッツ映画)反撃シーンでテンション最高潮。震災後の日本だからこそ、の映画になっているのも素晴らしい。