イヤーマフを付けた菅原文太の座る姿勢がまんま「傷だらけの天使」のOPのショーケンだったからオマージュかと思ったけど、本作も「傷だらけの天使」も1974年だからどっちが先かわからないな。
それにして…
テンションは高いのに、なんか妙にじっとりしていて気色悪い。室田日出男、目を見開いたマネキン、にわとりの登場が『人妻集団暴行致死事件』を思い出させ、さらに湿っぽい印象が増している気が。大きなヘッドホン…
>>続きを読むオープニングのクレジットがかっこいい!
実録ものブームのさなか、東映東京撮影所が送り出すギャングアクション映画。
同じ年の東映京都撮影所作品「山口組外伝 九州侵攻作戦」で小林旭が見せたくそやばい演技…
話は全然面白くないですが、凝った画作りやバイオレンス描写が愉快な作品です。ぶっきらぼうなラストも良し。
オカマの殺し屋がカッコ良かったので、早めにフェードアウトしちゃったのは残念。あとアイドル殺し…
豪華メンツじゃん!と思わずジャケ借りしたけど、まさにビッグネームだけお借りましたみたいな映画だった。ほんとに五社英雄が監督なの??ってなる。
けど、白のタートルネックに黒のデカいヘッドホンをつけたフ…
ハリウッド製と見紛う程の完成度。無国籍な世界観の中で、銀座や着物は記号程度の意味しか持たされていない。しかし一方では映像・脚本ともに練られており、密度が高い。ところどころ描写が過多、過少な点が見受け…
>>続きを読む痛いシーンが多い実録物やヤクザものは個人的には苦手ですが、これはそんな僕でも観易い、70年代の東映にしてはヴァイオレントな血飛沫が少ない映画で安心してみれました
五社英雄監督独特の映像美が良かったで…
五社英雄の美学が貫かれた一作。
本物である安藤昇のカリスマ性が物凄く、凄みでは小林旭も、菅原文太もそりゃあ脇に回らざるを得ないなぁと納得。
しかし、小林旭も、菅原文太もそれぞれに王道と異形を演じてい…