「空間というのは、そういうふうに、そのものとして自然なものに戻っていくように生まれてくるのだろう」
ふらっと訪れた品川のギャラリーのオーナーさんにおすすめされて。この世のすべてを恩寵する内藤さんと…
このレビューはネタバレを含みます
監督と内藤礼、二人のアーティストの関わりという作られ方が面白い。インタビュアーと内藤礼ではないため、ダイレクトに彼女の素顔を知られるわけではなさそう。
バスケ部のエースと話すシーン、子どものほうが傷…
水たまりという社会を成す水滴があるいっぽう、そこに至るまで遠回りをする水滴もあれば、周縁に留まる水滴もある。《母型》に集められた者たちは、自己を社会に繋ぎとめることの難しさをおそらくよく知っていて、…
>>続きを読む監督の定まらない気持ちを反映したドキュメンタリー、前半と後半が噛み合っておらず、こじつけた感じが残念。
マスコミに一切応じない内藤礼の肉声と後ろ姿が見れたことが、貴重です。
内藤礼の儚さの先に見え…