実際に内藤礼の姿や制作過程を正面から映すことはほとんどなく、むしろ不在のあり方そのものを作品化した映画 だと感じた。
光や水、空気のゆらぎといった要素が大きく映し出されることで、《母型》という空間そ…
映画館で観て、豊島美術館の事を頭の片隅に残ったまま7年後ーーたまたま岡山に旅行に行き、たまたまフェリーの時間が1番早かったという理由で、豊島に行き、そこで豊島美術館を見つけて入った瞬間にーーあ!ここ…
>>続きを読む水が鳴いているかのような音と、蜘蛛の糸のように繊細な映像に心奪われた。
("あえか"がなに/だれを指しているのか、なぜこの言葉なのかが分からず疑問に思っていたが)
"あえか"な状態だからこそ、光がよ…
あえか(形動)[ナリ]
かよわく、頼りないさま
きゃしゃで弱々しいさま
寡聞にして存じ上げなかったが、内藤礼さんは勝手なイメージで男性と思っていた。女性であった。この映画を通じて内藤氏のプロフェッ…
内藤礼氏の作品をとおしてひとりの女性が生と死についてのドキュメンタリーを撮影した作品。作品と出逢うことで溢れる想いが、こんな風に映像化するなんて。きっとほんとうは、わたしたちもひとつひとつ出逢った作…
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