アブハジアの集落。長閑で澄んだ空気、果樹の緑と橙、鳥のさえずり、自然をかたどる日差し。紛争によりそこに鉛が落とされ、澱みがうまれる。
エストニアの家族と離れて、黙々と木箱をつくる職人イヴォとみかんを…
何気なく選んだ小さな映画。しかし思いの外、良作だった。現実的な戦争の一場面を見せられたようで、たいへん感じ入るものがあった。
殺伐とした戦時下で、助け助けられという農民と兵士の交流が描かれるのだが…
「みかん農家」←違
ではなく「みかんの丘」
死の子供達よ
俺が帰ってこないと
言うもの達の声を聞くな
戦争はまるで君との会話
人って何で憎み合うんだろうね
ってのは結局
お国や先祖や親とか…
アブハジア紛争の話らしいです。初めて聞きました。
もともとアブハジアは、ソ連邦の一構成国であるジョージア(グルジア)共和国に属する自治共和国だったそうです。
ソ連邦の崩壊に伴い1991年ジョージア…
素晴らしい作品でした。
戦争、民族同士の争いをテーマに、色んなことを感じさせてくれる作品でした。
イヴォの思いや考えがとても良かったです。
終盤は温かさと辛さが混じる展開でした。
表現するのが難し…
90分を切るほどの小さく静かな時間の中で、戦争とは何か、を誰にでも心で伝わるであろう言い方で説明しきっている。
対立する二者がいて、彼らは見た目ですら区別がつかないほど本質的に同じ存在なのに個人の…