ワイズマンが90分の映画を撮ったんだからそら最強よ。被写体の多くはプロなどではなく日常の合間に月50ドルでジムに通うアマチュアたち。「ここに来ると普段の自分とは別人になれる」とその中の一人は言う。日…
>>続きを読む狡猾な編集があたかも身体そのもののリズム感であるかのように錯覚する気持ち良さ。
ラストのおじいちゃんから始まるシャドーボクシング繋ぎに感動してしまった。
あと皆で馬跳びしてリング内をぐるぐる回るやつ…
ボクシングジムをひたすら観察できる映画。老若男女さまざまな人がいて、上手い人もいれば、ぎこちないステップの人もいたり、太った人もいたり。このジムに通う人はどんな背景があるんだろうかと想像しながら、じ…
>>続きを読むワイズマン『ボクシング・ジム』は本当に素晴らしい。ワイズマンのドキュメンタリーは間違いなく社会派である。映画の中でストレートな主張や過剰な皮肉をすることではなく、それを撮ること自体の社会性。多様な人…
>>続きを読むボクシングジムで勝敗のドラマ性を排除すると
ボクシング特有の音やリズムが浮き彫りになってくる。
ブザーの音や縄跳びの音、パンチの際に息を吐く時の音など。
拳の軌道ではなく執拗に足元を映すカメラワーク…
ボクシングジムから鳴る全ての音のテンポとリズムが編集で音楽のように作り上げられていて気持ち良すぎる。
出てくる人らもチャーミングで魅力的だし、ワイズマンにしては短くて見やすいし全てが愛しい。
色んな…
老若男女問わず人種も飛び越え語らいの場として繁栄する場末のボクシング・ジム。既に「拳で語る」が男性だけの専売特許でない事は明らかな事実であり、様々な目的・目標に向かい自己鍛錬を重ねる者同士の緩やかな…
>>続きを読むいかにも”これから走り込み行ってきます”みたいなボクサー然としたくたびれた服装大好きや。くだけた会話の流れで”ハプニング的に人物の背景がチラッと見えてくる”程度なのもしんどくなくて良かった。にしても…
>>続きを読む