死刑にされてしまう親友を救うために奔走する男の子の話。
アスガー・ファルハディ監督の長編2作目。
2作目にして多様な人間模様とすれ違いの哀しさの演出が確固たるものになっていて鋭さが上がっていた。
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18歳になり🎂
もうすぐ死刑になる親友アクバル
主人公アーラとアクバルの姉は
死刑を取り下げて貰う為に
被害者家族に何度も会いにいきますが…
2年経っても凄く悲しんでいるし
殺人には死刑をと思ってい…
少年院での親友が刑務所に移送されいよいよ死刑となってしまう。親友の死刑を取り下げてもらおうと原告との交渉に奔走するうちアーラは親友の姉のことが好きになってしまい...。
しかし死刑取り下げの代わりに…
確度の高い是枝裕和的オープンエンドが語るのは、"シリアスマンの人生について書かれてきた命題や問いのほとんどは、誤っているのではなく、ナンセンスなのである"とウィトゲンシュタインが喝破したような、誰が…
>>続きを読む2作目でコレだもの、才能の塊。
もちろん荒削りな部分はあるけれど、たった100分にこれだけのエピソードを澱みなく入れ込み、さりげなく問題提起する。
そしてちゃんと映画としても面白いのが素晴らしい。
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死刑執行という重いテーマの中、心浮き立つようなシーンがいくつかあってそれがすごく印象的だった。マニキュアを塗りいつもと違うスカーフを巻いてアーラを待つフィルゼー。フィルゼーにとって弟のために奔走して…
>>続きを読む通勤鑑賞447作目。
アスガー・ファルハディ監督の長編2作目の作品。
長編2作目にして、アスガー・ファルハディ節、健在。既に出来上がっている。
この監督の作品はどれも、息が詰まるような八方塞が…
どうなるのか、どうなって欲しいのか、結末はそれぞれの心の中に。16歳の心中の生き残り。日本ならもっと配慮されるだろうな。死刑執行のための賠償金が必要でそのお金は加害者の遺族へ。死刑求刑を思いとどまっ…
>>続きを読む殺人罪で死刑になる友人のために原告を説得しようとする主人公。復讐の権利とか文化というか刑法が違いすぎて興味深かった。女の命を男の死刑で償うには逆に原告が賠償金を払わないといけないとかもう無茶苦茶。弟…
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