長回しのカメラワークにグッと心掴まれました。
もう1人の自分と付き合っていく。
泣いてる自分を見ている自分。
舞台に立つためなら手段を選ばない。
この作品が生まれて40年以上経っても変わらないものが…
薬師丸ひろ子オールナイト35mm上映にて。
処女喪失から始まる映画で
つまり「失う」ことから物語は始まる。
本作においてはこの「失う」と反対の「得る」が
常に天秤状態にかけられ予断を許さない。
何か…
公開当時
世良さんと薬師丸ひろ子さんがいちゃこらするだけでお小遣いはたいて何度も観にいって、ビデオ屋でも何度もビデオ借りる嬉しい映画だった。いまはもう、実写でこれやってもコントにしかならない設定の映…
薬師丸ひろ子はね、あたくしの少年時代のアイドルでした。映画の舞台挨拶にファンが集まり過ぎて機動隊が出動したとか、中森明菜の連続1位を阻止したとか、社会現象になる程のまさにスーパーアイドルだったんです…
>>続きを読む世良は極妻以外なにやっても世良で嬉しい〜
腹上死した愛人の横で酒飲んで無茶言ってくる三田佳子の「私、喪中だもん」っていつか飲み会で真似したい。なんだか腹のすわらない終わり方な気もするけどエンドロール…
眩しくて熱いスポットライトが、自分を溶かして 曖昧にしていくような。
夢、現実、虚構、真実が複雑に絡み合う舞台という境界線に迷い込んでしまった「自分」がわからない女の子。
音楽が久石譲って流…
何度目かの再鑑賞。邦画の名作の一つだと思う。薬師丸ひろ子の可憐さと品格、三田佳子の華やかさと貫禄。特にカーテンコールの場面での三田佳子のオーラ。ファンでなくとも彼女を観るための作品かな。
ジェンダー…
日本映画史上で衝撃的な作品と聞かれたら、本作を挙げるかもしれません。原作は日本のミステリ女王・夏樹静子の代表作。その代表作を…改変どころのレベルではない扱いで映画化。日本で一番有名な「劇中劇」として…
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