No.4562
あの相米慎二監督が選んだ、邦画ベストの中の1本。
始まり方と終わり方がとても洒落ている。
そもそもが、清水宏監督の映画は、カメラの動きが異常に美しい。
構図が神々しいまでに決…
大河内傳次郎の器のでかい感じがたまらなくかっこいい!普段はのんびりしてそうな雰囲気だけど、受け身の素早さ半端なく、ばあやにどやされているところはなんだかかわいい。
ラストシーンの夫婦の仲睦まじさが…
・お人好しの裏に隠れた家柄の悲しみ。階級史観、財産の多寡だけでは見えない地主の葛藤がある。GHQの農地開放で没落した福井の庄屋だった母方の実家を思い出した。
・家財の売り立てから逃げて芸者あげる場面…
劇的な展開は最後にちょっとあるくらいで、基本的に小原庄助の日々を淡々と描く上品なお出汁の効いたお吸い物みたいな映画。ロケーションの画角や人物の配置が恐ろしく上手くて、全てのショットに無駄なものが一切…
>>続きを読むなんとも本質的
“終”の代わりに気が利いてるね
小さな村の名家であるというだけでこんなにいろんなことの融通が効くものなのかとずっと不思議だった 名家の生まれだからこそ主人公の人柄が形成されているよ…
この映画が最高だオールタイムベストだと言う人を数人知ってるし相米慎二のベストでもあるらしいし昔一緒に横で見てた人も大絶賛してたけど自分は戦前のやつとか子供ものとかの、もっとあからさまに才気走ってる感…
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