大傑作。
絵巻物的な横移動が描く栄枯盛衰と常に開かれた戸のフレームでの戯れ。日本家屋で撮るならまず参考にすべき作品。
作品を通して見られる熱燗への細やかな心配りは泥棒を投げ飛ばした際に倒れた酒瓶を直…
小原庄助さん 何で身上潰した
朝寝 朝酒 朝湯が大好きで
それで身上潰した
ハァ もっともだー もっともだー
代々続く庄屋で家柄の良い杉本家の左平太は、寄付を頼まれればお金を出すほどのお人好し。し…
ユーモラスでありながら旧家の没落、戦後の新文化の侵食が描かれる。ゆるい気持ちで観ていたけど藤井仁子先生の解説を聞いて、深みのある作品だと後からじわじわ来た。大河内傳次郎という配役をはじめ、金玉自打球…
>>続きを読む廃れゆく名家の男。家柄という垢。ヒビの入った家紋入りの瓦や柔道場の名札で哀愁を感じさせるが、悲劇に偏りすぎないこの絶妙な雰囲気が見事。馬ではなくロバなのが、小原庄助という人間を象徴している。こんなに…
>>続きを読む朝寝・朝酒・朝湯が大好きなために「小原庄助さん」と呼ばれた旧家の主が没落するまでを描くドラマ。と言っても悲劇ではなく、ユーモアのあるコメディ調の作品です。
予備知識が無かったので、民謡に歌われた「…
とても上質なコメディでありながら、一家離散するどうしようもなさを「家柄」の垢、というところと絡めながら描き切っていて、とても良かった。つまり滅びゆく上流階級のテーマ。
小原庄助さんの頼まれたら断れ…
ちょっと舐められている良家の男を主人公にするという着眼点もさることながら、とにかく人がたくさん訪ねてきては...という展開はまさしく清水宏
画面にたくさん人がいるからこそ、終盤の悲哀が生きてくる
そ…