劇場で鑑賞をオススメします。
まずは幾何学模様〜曼荼羅から始まり、これが今作の重要なテーマとなっております。
リオデジャネイロオリンピックの裏側。
バカ騒ぎをスラムから静観する少年。
父の不在。格差…
原題:O Menino e o Mundo。冒険譚のアニメーション。背景として手垢のついた社会問題があるけど、少なからず共感は出来る。
何より素晴らしいのは、自由な発想で描かれる映像そのもの。そして…
これは、素晴らしいです。傑作ですね。
色彩が明るいのですが、何度となく泣きそうになりました。
台詞やテロップが一切ない。
というか、必要がない。
やはりこういう気持ち世界共通なんだと改めて分かっ…
音楽が心地よく、温かみのある生の楽器の音を効果音やBGMとして使っているようで、途中うとうととなってしまいましたが、
貧困や差別、戦争など、現在の世界を表していて、とてもメッセージ性のある作品だと思…
全てはラストへの伏線。
やはり、これぞ映像作品!
ラストがとても切ないような、温かいような、そんな色んな感情を持てる素晴らしい映画!
終盤のワンシーンでアニメではなく、リアルの自然破壊の映像が…
絵や音の表現がとても美しい。コラージュが上手くかつわかりやすく使われているので、ちいさい子供にも複雑な内容が伝わりやすい(と思う)。
親を探して旅する子供のお話はたくさんあるけど、社会問題を上手く盛…
可愛くデフォルメされた絵柄の登場人物たちが新鮮。出稼ぎに出かけたお父さんを探す少年の運命が描かれているけど、そこで少年は暴力や貧困や搾取を見て大人になっていく。でもこの「成長」の表現がまさに映像作品…
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