このレビューはネタバレを含みます
気まずい実家に帰省する時の、行きのバスの中からもう割と憂鬱が立ち込めてて(何て話そうかなぁ…)って考えてる時のあの感じが伝わってくるオープニング。
同じ家の敷地内でも、部屋やそこにいる人ごとに全然…
のまのまイェイ!
戯曲を映画にするんなら、もちっとするべきことがあった気がしますよ、とは。やりたいこととかいいたいことはうっすらわかるし、そのあたりはああ、ドランの映画だなあ、と思いますが、なにせ…
"いえ"に帰るという時に必ず思い出す映画。見たくないものを見なければならないし、言われたくないことを言われなければならない。こういう作業は必要なのだということは同意まではしなくとも、はいはいそうです…
>>続きを読むまってドラン馬鹿にしてたけどめちゃくちゃセンスよくね!?になった ドランの映画は基本的に父親は人物は不在だけどこれと『トム』という原作のある2作品には家父長的な人物がでていて家族のドラマに深みをもた…
>>続きを読む家族に自分の死期を伝えるために12年の不在から帰郷した主人公。
なかなか言い出すタイミングが難しい。家族はうすうす帰郷の理由を気づいている。戯曲が原作で、家族5人の一日の会話を中心に描かれています。…
台詞が少ない会話劇の中で、俳優それぞれの表情の捉え方がとても印象的でした。楽しい穏やかランチの場なのに、5人全員の心情はグルグルドロドロしてて、良い意味で気持ち悪いです。
誰かのため、言うけれど、…
©Shayne Laverdière, Sons of Manual