家族生活(生活出来るとは言ってない)
父の重篤を知り田舎の家に帰った主人公とその友人。
彼らが帰ると家は荒れていた。死にかけで意地の悪い父親、精神の壊れた姉、2人に関心を示さない叔母。
主人公と友…
【鑑賞メモ】
主演・助演俳優2人が魅力的で画がもつ。
室内ショットでの光の差し込み方、陰影の出方に味があった。ちょっと埃っぽい(古い家の中だし)タルコフスキーみたいな印象。
主人公と友人の関係が気に…
クシシュトフ・ザヌーシ(ザヌッシ)の映画は『太陽の年』しか見てなくて、今回ポーランド映画の配信サイト「35mm.online」で鑑賞。今月末までの無料配信なのでご興味ある方はぜひ。
さて、これはザ…
MUBIで「ザヌーシの照明(ライティング?)」みたいな特集が組まれていたが、昼から夜への流れと自然光から照明への移りをワンカットで撮った父親登場シーン凄すぎる… いくら嫌いな家族でもそれから逃れるこ…
>>続きを読むポーランドのクシシュトフ・ザヌーシ監督作品。
本監督視聴四作目です。
タイトルからは無難に纏まった、『家族が大切』系の偽善的な作品かと邪推しましたが、矢張りザヌーシ、徹底的にリアルであとを引く作品…
傑作!!親父が倒れた?と聞いて、同僚の車に乗せてもらって実家に戻ると、
廃墟同然の家に頭のネジが一本飛んでる姉と年老いた叔母とアル中?の父親に出迎えられるという一日の話。姉の登場シーンは木に登って果…
冒頭の俯瞰と仰視の対比映像、全体的に見られる第三者の一人称的長回し、時折映る木々の美しさ、主人公の父親の無駄に大仰な覚醒シーン、ラストの田舎から都会への移行と、中々面白いシーンも散見されたんだけど現…
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