みちていく。
何も入ってない空間には、黄色い月が 入っていく。それが満杯になると、なくなるまで溢れていく。それの繰り返し。
青春って、そんなもんだと思った。
いや、そんなもんではないのかもしれない。…
二人の女子高生の距離感が縮まっていく様がとてもリアルに描かれていたように思える。
その間にあるのは「秘密」。
宇宙から見た自分たちの姿って?
星や月を絡めて等身大の姿を描いていました。
竹内里紗監…
陸上部でのエースと部長……この二人が少しずつ近づいていく様子…
女子高校生の生活をまんま切り取った様なドキュメンタリーに近い映画
そして竹内里紗監督ってのが大学の卒業制作に作ったて言うのが驚きで……
何者にもなれない少女たちが走り自転車を漕ぎ運動を繰り返す。明るい光が射し込む場面での撮影が素晴らしく、朝練に向かう電車がとても良い。あれは本当に朝なのか。ぶすっとした陸上部の部長が偶然同級生のバイト…
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手や足や口や耳なんかの奥に私があって小宇宙をかたどっている。
陸上部だから体を酷使することもできるけど、心の空虚感は去らない。
私って何?
そんな大人になる前の不安や悩みを掠めとるように機敏…
もうちょっとフェチズムに迫って欲しかった☝( ◠‿◠ )☝
彼氏に噛まれることを欲する女子高生のお話。
みちていくってタイトルが良きですなあ。
噛みたい・噛まれたいってちょっと分かるので面白そう…
自然な会話の行間から登場人物たちの心情が静かに伝わってくるのが心地よかった。自らの存在を確かめたいから自分の身体に傷を残す、そういう気持ちは今迄分からなかったけど、この映画を見て少しわかった気がした…
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