良かった…
ほんわかした絵が昭和の日本のくうきを描いていてほっとするやらなつかしいやらの反面、市民の目から見た戦争がはでな演出なく淡々と迫ってくるようすが心底おそろしい。
すずさんのいるこの世界の…
正直、まだ消化できてないのですが、ホントに出会えてよかった素晴らしい映画。
家族がひとつ屋根の下、食事をし、笑う。当たり前のことができないときこそ、当たり前のことができる人でありたい。それが当たり…
戦時中の「普通の人」ってこういうことなんだなと全てがしっくりくる誠実さをこれでもかと感じられる。とある映画評で、「戦争はいけない、というのは後知恵であって当時そう思える一般市民はそういない」と言われ…
>>続きを読む戦争が日常となった時代を、絶望と希望を混ぜず、変なフィルターも通さず、丁寧に淡々と描いている。
食事や生活の工夫ありとあらゆる片隅の物語は人の数だけあり、皆がその日を懸命に生きている。
見終わっ…
"強くなりたい、優しく、しぶとくなりたい"
"お前だけは、この世界で最後まで普通で、まともであってくれ"
兵隊になり自分が人間ではなくなり英霊、神として称えられる状況の異常さを話している瞬間にはっ…
© 2019こうの史代・コアミックス / 「この世界の片隅に」製作委員会