カーボヴェルデからリスボンにやってきた一人の移民の記憶を辿る物話。
構図美を謳うだけあって、構図、ライティング、地下の病院や廃墟などのロケーションは美しく、それが主人公ベントゥーラの錯綜する記憶を…
闇から闇へ、過去と現在を繋ぐ回廊を往来し続け、カーボ・ヴェルデの記憶を背負うヴェントゥーラの絶対的な孤独が分かってしまった瞬間、身体中の鳥肌が立った。
ブニュエルを思い出す瞬間もあるが、その完成され…
2016
US iTunesで再見。
素晴らしい。
2017
何も語れません。。がが!、画がもう、カッコよすぎます。この空間構成力は、、
2018
僕の大好きな写真家、Alex majoliと映…
『ホース・マネー』亡霊が暗闇をずっとさまよい続けるような、暗く深いノスタルジックな世界。その暗く深い画面に吸い込まれるように、ひたすら記憶をさまよい、亡霊とも実在しているともわからない人に出会って行…
>>続きを読む壁、フレーム、廃墟。
ダンジョンのような迷宮。
全ショットが厳密な照明設計の元に作られていて、普段僕たちが見てる景色とは違うものが見えてくる。
壊れかけた電話をひきずり廃墟をさまようヴェントゥーラ。…
孤独な男の記憶をめぐる物語。果てしてこの映画はなんなのか、フィクションのていとして存在しているように見えてある一種のドキュメンタリーなのかもしれないと、ヴェントゥーラの記憶を見ていると、まるで此方も…
>>続きを読む固定ショットが連鎖していく動かないフレームの中でヴェントーラの震える手の振動が画面に刻みつける不穏なリズムは、カーボ・ヴェルデからポルトガル国内の外部であるスラム街へと続く搾取構造の耐え難い歴史の歪…
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