突然のバス事故により、同時に妻を失ってしまった二人の男。
ベストセラー作家として名の知れた衣笠幸夫は冷めきった夫婦関係から逃れるかのようにずるずると続けていた浮気の真っ最中に、一方のトラック運転手大…
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不慮の事故により突如妻を亡くした作家が境遇を同じくした家庭と関わることで少しづつ自分と向き合っていく様を描く。
「育児が免罪符になる(うろ覚え)」という編集者のセリフが一番印象に残ったしこの作品の…
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いろいろ考えながら見てたけどあまり共感は出来なかった。
突然家族を失うってつらい。
大人もつらいけど子供はもっとつらいでしょうに。兄妹の心の安寧を願いながら見ていた。とくにお兄ちゃんの葛藤が胸が痛…
愛に飢えるほどでもなく孤独を望むほどでもない自己嫌悪気味な中年男の苦しみは個人的には共感できる。
部下の子育ては男の免罪符という言葉も地味に良い。
光の表現や細かい気遣いも上手い。
話の展開自体は色…
「不倫しているときに妻が事故で死ぬ」というのは極端だけど、「自分の為だけに人生を送っていると大切な物事を見落とす」ということを表現するための描写、シーンなのだと思う。即ち、この身は他者に生かされてこ…
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