男性監督では描けない男が目を背けている男の本当に駄目な部分を多少の幸福感で描いた映画です
この作品は監督の技術が素晴らしい
何より「表現する」部分と「表現しない」部分が上手に折り重なり小説では出…
不倫していた自分を守るかのように陽一の子ども達の面倒を見る幸夫は、まさに子育てを免罪符と見ているようで情けない。でも徐々に子どもとの関係性、自分ではない他者との関係性が深まっていくにつれて人間のある…
>>続きを読む原作の小説も映画の監督も同じ西川さんが担当しているだけあって、画角や照明、余白の使い方など表現力が素晴らしい。
昨今倍速再生で映画も見てしまうが、この作品は等倍速で見ました。
俳優さんの演技力もよか…
2025-173本目
西川美和監督らしい、静かで鋭く、そして少し残酷なまなざしが貫かれた作品。優しさや温もりに安易に寄りかかることなく、登場人物の弱さや不器用さに寄り添いながらも、一歩引いた冷静な…
妻を事故で失った小説家・幸夫は、その最中に不倫をしていた。悲しみをうまく表現できずにいた彼は、同じ事故で妻を亡くした男性と子どもたちと関わる中で、少しずつ変わっていく。
人間の弱さや愚かさ、喪失と再…
深津絵里美しい儚い。
竹原ピストル演技うま。キレてるかキレてないかの瀬戸際の演技うますぎて焦る。
妻の友達の家族と海に行くのを、妻が生きている内にできれば良かったのにね。
人生はいつもちょっとだ…
・妻が死ぬ。「後片付けよろしくね」という偶然にも偶然じゃなく意味深な言葉を残して事故死するが、主人公の中年男性職業作家はその夜しっかり不倫をしていて、妻の同僚を葬式にも呼ぶこともせず責められたりもし…
>>続きを読む好きな映画だった。セリフも光も色合いも魅力的な人たちも。
人を大切にするのは、胆力が必要だよねと改めて思った。
深津絵里さんが去り際にリビングを覗く姿、外から照らされる団地の明かり、桜吹雪のスワン…
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