オンライン上映会、この時は自選の回。熊井啓作品をいくつか観ていて、この初期作品は未見だったので友人の評価も知りたくてお題に挙げさせてもらった。
いつも骨太な社会派ドラマを描く監督だけれど、2作…
寺尾聡が、あるインタビューで、自分が俳優になるきっかけは親父(宇野重吉)が主演したこの映画だったと。この映画を監督した熊井啓がメガホンをとる作品に、いつか自分も出てみたい、とも。それが実現したのが、…
>>続きを読む【北海道から沖縄までが日本列島】
戦後のどさくさ混乱期って何でもアリかよって思ってしまう。自分が生まれた時代をちょっとだけ遡ったらこんな時代になるんだから恐ろしい話。
見えない力によって人が闇に…
☆俺基準スコア:2.5
☆Filmarks基準スコア:3.6
昭和34年。埼玉県内の米軍基地〈キャンプ・スコット〉に赴任したCID課長ポラック中尉は、半年前に起きた米兵死亡事件が気になっ…
この映画「日本列島」は、日本におけるアメリカのCIAの謀略についての暴露を行なった作品ですね。
原作者の吉原公一郎は、政財界や在日米軍、自衛隊などの裏面の実態の研究者で、この映画の原作は小説の形式…
アメリカという経済大国の裏仕事は果たして誰が首謀しているのか、そこがあまりに深遠で尻尾すらつかめぬ薄ら寒さを感じる。そこに正義とは何かという綺麗事で終わらない構成はいいのだが、テンポ悪い編集でイマイ…
>>続きを読む日本はアメリカに255の基地を提供している
神奈川 米軍基地キャンプのリミット曹長が掴んだ事実 極東ブランチ☆贋札・麻薬
昭和33年の夏 東京湾に浮かんだリミット曹長の死体
秘密捜査官CIDの秋…
和製社会派サスペンスNo.1。
日本でこういう映画が撮られると十中八九が思想押し付けのファンタジーに成り下がってしまうが、本作は別格の凄みとリアリティで夢中になってしまう。例え自身のマインドポジショ…
熊井啓気迫と執念の名作。出演する俳優たちにも覚悟を感じる。どうしても伝えたい、闇の中に消し去ってはいけないという思いがみなぎっている。あの頃、新聞やテレビのニュースはきな臭い事件や事故が溢れていた。…
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