労働人生
就職をして大人の仲間入りを果たし、これからの生活に期待し、胸を膨らませるが企業の事務職など毎日同じことの繰り返し。
大人になるということは、資本主義の歯車となることでもある。
その理想と…
コートを着たドミニコがカメラ目線でこちらを見ていて何事かと思ったら実は鏡を撮ってましたというカットがよくわからないがなんだか凄い。会社の忘年会に気になるあの娘は来なくてセクハラしてくる中年女性社員と…
>>続きを読む就職試験で出会った女の子と手をつないで駆け出すきらめきと、この地獄にじじいになるまで座り続けなければならない悲哀。人生って感じですね。夜明け前から電車に乗って通勤する日々と、パーティーに気になるあの…
>>続きを読む初めてオルミ監督の作品を見た。中学を卒業して就職した少年の初々しさ、青春、そして社会の歯車になるということが描かれていて面白かった!白黒で描かれていて、当時の街並みなどを映す感じは確かに遅れたネオリ…
>>続きを読む
就職したての少年のあのやるせない笑顔!片思い中のあの子は約束のパーティーには現れず、1人勝手にやきもきして冗長な時間だけが流れる。そして確実に資本主義の波によって失われていく、現代では絶滅した種の…
社会人になってまだ年月が浅い者には、ところどころ自分の写しか、と思う場面がありやや辛かった。しかしそれでこそ観れて幸いだったのだ。
開始早々主人公の周りの空間をじっくりと映すカメラワークが、就職試…
新文芸坐シネマテークvol.45で鑑賞。
家庭の事情から若くして就職することになったドメニコは、ミラノの大会社の適正試験で、美しいアントニエッタと出会う。
伊エルマンノ・オルミ監督の長編2作目。
労…