オルミ③
就職試験で出会った女の子との束の間のモラトリアム。慣れないカフェでの作法、響き渡るティースプーンの音。ぎこちないが瑞々しい二人の時間。手を繋ぎ走り出すシーンは最高。そんなささやかな幸福の…
人生ベスト。就活中に知り合った女の子にアプローチできぬまま配属が決まり、就活中より距離は遠のく。退職しても会社にくる孤独な爺、ダンスでは踊る相手もなく逆ナンしてきたババァと踊る。間違いなく人生はこの…
>>続きを読む切ない話なんだけど切なさでガンガン押さないからエラい カフカ的な不条理て評する声があるらしいけどまったくわからない カフカの不条理はもっと笑いがある これはもっとこう愛おしい挫折なんだよ 誰だって経…
>>続きを読む就職試験のいやーな感じは世界のどこでも変わらないんだなというのが第一印象。冷たい都会の喧騒が女の子と連れ立って歩くと魔法のようなときめきに満たされて、手を繋いで走るシーンは最高!ときめきがやがて霧散…
>>続きを読むカフェでの見よう見まねにラッキー手つなぎ、社会人初日の明け方の列車(どんな郊外だ)の車窓の薄い太陽、パリパリのトレンチコート-そんなキラキラしさを鮮やかに切り取りながら有象無象ひしめくオフィスにいき…
>>続きを読む2016/05/13
@新文芸坐シネマテーク。「就職してはみたけれど」とでも言いたくなるようなミラノのドワネル君。
食堂でのパーティーで一人ぼっちのシーンやサイレント的なギャグシーンの表情にはバスタ…
新文芸坐シネマテークにて。
オルミ作品初見だったのだけど、端的に言って滅茶苦茶よかった。こういう映画好きだな〜。
個人の視点や経験、記憶への真摯で実直な眼差しから、人間、あるいは自己と他者、世界が…
東京・池袋の新文芸坐のシネマテークにて。
若き青年が就職し、会社の中で働き、恋をする物語。
青い春のときめき、戸惑い、哀しみを観る映画。
ときめきにはあまり身に覚えがありませんが、戸惑いと哀…