アリックス=クレオ・ルーボーの写真を写真家本人とボリス・ユスターシュがコメントを加えながら眺めていく。印刷された写真をめくる手のアクションつなぎと写真を俯瞰するショット、そして写真そのものが見事でそ…
>>続きを読むこれは見えているものと聞こえているものの関係を明らかにする実験的な映画である。この実験の成果のひとつとして「耳は眼よりもずっと創造的である」というブレッソンの「シネマトグラフ覚書」の証明がある。見え…
>>続きを読む写真と解説、映ってるものとセリフが違っているようでたまにリンクする部分もあって、アリックスの白昼夢のような作風も相まって見えないものが浮かび上がる、お化け写真批評。知覚した全てのものは各々の頭の中で…
>>続きを読む奇妙なズレは、視聴中一種の違和感を感じさせるのだが、後々考えてみると結構合っていたようにも思え、ブーツの写真なんて、モノローグに沿って都合のいい解釈をすることも可能だった。
こうした映像とモノロ…
ヌーヴェルヴァーグに間に合うことのなかった/カラックスたちのポスト・ヌーヴェルヴァーグには早過ぎたユスターシュが映画史の中で、自らをどこに位置付けたのかについて考えるきっかけとなる今作は批評精神を失…
>>続きを読むアリックスの写真とその解説がどんどん乖離していくのが面白かった。
聞き手のユスターシュの息子くんボリスが、
なんだかあまり聞く気なさげ?そこ、リアクションなし?な反応も愉快だった。
ソフィ・カルのこ…
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