金メダル男の作品情報・感想・評価

「金メダル男」に投稿された感想・評価

金メダル男

2011年に上演された一人舞台「東京オリンピック生まれの男」をベースに、原作者である内村光良本人が監督 脚本 主演を務めた作品だ。
長野県 塩尻市
小学生時代 運動会の徒競走で一等賞を獲得して以来、秋田泉一(内村光良)はあらゆる分野において一等賞を獲ることを志す。
「神童」「金メダル男」と呼ばれる程の快進撃が続くも、中学生になり 異性を意識し出してから挫折の日々が続いていく。
東京に上京するも芽が出ず 苦悩の日々が続くが、それでも一等賞を獲ろうと泉一は挑戦を続けていく。
挫けようとも立ち上がり続ける男の姿を、思い描いた夢をあきらめない心の強さを描いた作品だ。

決して海外で戦える作品ではない。
キネマ旬報や映画芸術のベストテンにも入りっこない。
映画としての作りも決して良くはない。

だが、内村光良を知る者にとって
現実を生きる者にとって
夢を抱く者にとって
挫折した経験がある者にとって
それでも前へと足掻き続けている者にとって

この作品は一等賞に成り得る。
秋田泉一という男の人生が勇気を与えてくれる。

もう一踏ん張りしよう もう少し頑張ってみようと、立ち上がるためのキッカケを与えてくれる。


この日本に、内村光良をキライな人が果たして存在するのだろうか。
彼を前にして笑顔にならない人など存在するのだろうか。

通常の作品であれば冷める要因にもなり兼ねない内輪ネタ
ウッチャンならではの登場人物が 物語の枠をハミ出してしまっている要素が大量に出てくるのだが、許せてしまう。

ストーリーのテンポも悪く、映画作品としての作りに疑問を感じずにはいられない。
だが、そのドン臭さこそ秋田泉一という男を表していた。
ぼくが長野県出身で 勝手に脳内補足していただけかもしれないが、長野特有の空気 時の流れをも表していたように思う。
これまた許せてしまう。

みんながウッチャンを大好きだからこそ成り立っている作品であった。

そんな作品は稀だ
そんな風に感じさせてくれるウッチャンがやっぱりスゴいんだ。


子どもの頃にはじめて思い描いた夢
それを叶えることができた大人はどれだけいるだろう。

子どもの頃にイメージした大人の自分と、大人になった今の自分
そのギャップが大きい人の方が多いと思う。

父の影響か、ぼくは子どもの頃に競輪の選手になると言っていた。
その道を歩むことはなかったし、日頃乗っているのはママチャリ。
保育園の頃に七夕の短冊に書いた「ベジータになりたい」というのも叶っちゃいない。

俳優になる道もおざなりになって挫折し、それでもしつこく映画にしがみつこうとしているのが30歳になった今の現実だ。

多くの人が、当初抱いていた夢とは違う方向へ進んでいる。
それは負けだとか 失敗だとか、ネガティヴな方向に捉えられがちだ。
そう感じる必要など本当はないのに、どこか負い目にさえ感じてしまう。

けれど、それらを経て掴み取った答え 辿り着いた今こそ大切にするべきなのだと思う。

もしかしたら負け犬の理論なのかもしれない
勝利を 成功を掴み取ることができなかった者の負け惜しみなのかもしれない

ただ、その夢を掴むために注ぎ込んだ想いを 時間を 人との繋がりを無駄にしないためにも
辿り着いた「今」を大切に想わなくちゃいけない。

その過程があったからこそ辿り着けた道なのだから、恥じる必要などない。
誇っていいことのはずなんだ。


夢を叶えた者にも 叶えられず別の道を選んだ者にも、共通する点が一つだけある。

頑張っているということだ。

夢を追おうが諦めようが、どちらも等しく人生は続く。

その人生において誇れる自分でいるためには、頑張って生きていなくちゃいけない。

夢とは違う道を辿ったからといって、嫌なこと 立ち向かわなくちゃいけないこと 挫折しそうになることは消えやしない。
むしろ、そんなことのオンパレードだ。

それにすら目を瞑ろうとしたのなら、本当の意味で負け犬に 敗北者になってしまう。


秋田泉一は何度も何度も挫けそうになる
挫けそうになりつつも、何度も何度も立ち上がる

一度知ってしまった一等賞の快感 喜びは決して忘れられない。

誰だってそうだ。
一度その味を占めてしまったのなら、再び求めてしまう。
再びあの境地に至りたいと思うのが人の道理だ。

それすら諦められるのもまた人であり、それを手放すことを決してしないのが秋田泉一という男であった。

冒頭に映し出される偉人達の言葉
あれがあったからこそ、ぼくらは秋田泉一の人生を見守ることができたのかもしれない。
自らの人生を頑張ろうと 間違っちゃいないと、前を向いて劇場を後にできるのだと思う。

ぜひ劇場でご覧ください。
よほど異質な生き方をしていない限り、万人の心に届くモノが描かれている作品でした。

青春★★★
恋 ★★
エロ★★
サスペンス★★★
ファンタジー★★★
総合評価:B
SNK

SNKの感想・評価

-
これはgoしちゃダメでしょ
Yちゃん

Yちゃんの感想・評価

2.5
色々なことに幅広く手を出しさまざまな業界で金メダルすなわち一等賞を取ることにこだわる男の話

うまくいくこともあれば、しっかり挫折もする。ここまで1人のキャラクターの全人生を描いた物語は珍しいと思うけど、平成生まれには共感できないシーンとかがあるから好き嫌いは分かれそうです、、

内村さん世代の人が見れば、うわぁ!懐かしい!というものや突っ込みどころが満載で面白いんだろうな〜という気持ちで見てました…

キャストがとても豪華です

このレビューはネタバレを含みます

小さい頃の成功体験をきっかけに、何にもなれない男がいろんなものの1番を目指して試行錯誤を繰り返し失敗が続く展開と思いきや…

諦めなければ叶う
家族愛
ハッピーエンド

ウッチャンの人の良さを感じた
琴里

琴里の感想・評価

-
鑑賞メモです。
ぽん

ぽんの感想・評価

3.2
地上波でやっていたので、すかさず録画!!!




当時ジャニヲタの友人が騒いでいたので映画観にみにいこうかともおもいましたが

やっぱり地上波でよかった


知念くんをどこか過去の自分に重ねてしまってる自分がいました。
若い時に見るのと今見るのとでは感じ方が違うんだろうな!
あれもこれもと色々手を出すところが自分に似ている
さそ

さその感想・評価

2.0
2019-43 大して努力せずに一番になろうとしてもそりゃ挫折の繰り返しになりますわ。それでもうまくいったものもあったから、ある意味人生やったもの勝ちということなのかも…。
>|