世界最高齢映画監督として知られたマノエル・ド・オリヴェイラ監督による作品。
オリヴェイラ監督作品では本作が初となる。
年の功が魅せる独特な雰囲気。
類い稀な質感と不思議な心地好さ、珍妙不条理な可笑…
夭逝の美女アンジェリカの最期の姿を写真撮影するよう依頼された青年イザク。
ファインダー越しに亡くなったはずのアンジェリカが微笑み、心奪われてしまったイザクはそれから彼女の幻影をみるようになり...。…
アンジェリカ!って情けない声で叫ぶときに門のところまで行くの2回もやった。粒子の話があったから、物質と魂の話と関係ありそうだったけど、それぞれの話が関連があるのか全くわからない。死んだときにぶどう畑…
>>続きを読む動く被写体と笑う写真。リカルド・トレパの撮る写真はキャメラと一体化するよう編集され、それは動くはずのないものが動くことに正当性を与える。色や音によって区別されていた生者と死者の世界が白黒によって一…
>>続きを読むアンジェリカの微笑みと眼差し、イザクがあの世行きになるのもわかる危険な美しさも理解出来た。
幻想文学を一字一句違わず映像化したような作品だった。(キャストの動きと台詞に独特な間がある所とか)
ラスト…
アンジェリカの微笑みと眼差し、イザクがあの世行きになるのもわかる危険な美しさも理解出来た。
幻想文学を一字一句違わず映像化したような作品だった。(キャストの動きと台詞に独特な間がある所とか)
ラスト…
生き辛さを抱えた主人公が身近で体験した死によって死そのものに取り憑かれてしまう話だと思った
話自体はとても好きだけどアンジェリカとの浮遊シーンは個人的に苦手だった
昼間に見たのに眠気スイッチが押され…
美術館で絵画をみているような雰囲気がずっと続く。
内容も好きなんだけど普通に映像が綺麗過ぎてずっと流していたいな、と思った。
死者に魅入った男が最終的に連れてかれる、みたいなお話なんだけれど、とても…
映画的快楽を充分に満たしてくれる美しい画作り。永遠も半ばを過ぎた身にとってアンジェリカとの飛翔のビジョンには涙するしかない。映画にとって必要なものと必要でないものを、しなやかさと鉈で割ったような明瞭…
>>続きを読む(C)Filmes Do Tejo II, Eddie Saeta S.A., Les Films De l’Après-Midi,Mostra Internacional de Cinema 2010