不朽の名作みたいなタイトルなのにやけにハイファイな映像から始まる。普通にデジタル撮影かーと見てると映画と生活の関係、目を背けられない歴史、人の業など深淵なテーマが軽やかな映像と共に語られ、脚本の妙も…
>>続きを読む日本では、あの戦争が遠い過去のような感覚。カンボジアでは思い出せば血が流れるような過去。この映画の女性監督に深い敬意を捧げたい。また最後に写る虐殺された映画人の方々にも、あなた方を決して忘れないと。…
>>続きを読むクメール・ルージュのせいで人生が狂った人たちと、その子どもたちの世代がカンボジア大虐殺を総括した映画館もの。
映画館ものといえばノスタルジーたっぷりで間違いないんだけど、その振り返る過去が、カンボジ…
クメール・ルージュはカンボジアの映画文化そのものを破壊し、映画俳優や監督は彼らの新しい国に不要なものとして抹殺されました。
あの時代を作ってしまった大人たちの過去の苦しみと、自分たちの時代を作ろうと…
ニューシネマパラダイスに並ぶ、映画愛に溢れた傑作だと思う
クメールルージュ支配下に標的にされ犠牲になった監督・俳優への哀悼と敬愛の意は節々に、そして映画への愛が全開に感じられる映画だった
カ…
プノンペンの映画館のお話。初カンボジア映画
クメールルージュ以前の映画って、300作られてたのがいまは30しか残っていないらしい。「ポルポトによって、教養人、文化人は収容所に入れられて殺された」っ…
映画好きには堪らない映画では!
古い映画館(現役は引退)で観た映画になんと自分が写っている。それは母の若い時のもので、その時初めて女優だったと知る。最終巻のフィルムは紛失、映写した監督を名乗る男と、…
圧倒的に期待以上、です!
カンボジア製作の映画ってほとんどないし、あったとしても、最後まで観ていられないもの(ケンコン蛇など)ばかりだったので、そもそも期待はしていませんでした。
【あらすじ】…
なんて瑞々しく誠実な映画なのだろう。
若い不良の二人が「自分」を得ていく様の美しさ、過去と今に向き合い葛藤し強くなっていく姿に胸を打たれた。
歴史への批判はあっても人間への否定がない、とても優し…
(C)2014 HANUMAN CO.LTD