パリはわれらのものに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『パリはわれらのもの』に投稿された感想・評価

 2025年度初観賞作品🎍

 友人からお借りし、ヌーヴェルバーグと思い観賞したがなんと、驚くことにノワール映画。

 初めは大学生アンヌの恋路を描く話かと思いきや、淡々と物語は彼女を「フアンの自殺…

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映画内演劇以上に演劇的に物語が展開されていくのは、黒沢清作品に見られるさだめられた暴力と同様におもしろい

後のリヴェットで感じられた現実と虚構が溶け合う感覚ではなく、画中画みたいに現実とを切り離し…

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4.2
その後のリヴェット映画の要素やモチーフはほとんど出揃っているが、散逸することなく割と真っ当にノワールをやっている、まあこれはこれで面白い
ワンシーンのみ登場するゴダールが誰よりもかっこいい
4.2

ただならぬ大きな力が働いて、世界を良からぬ方向へ動かそうとしている…そんな噂。おそらく田舎からパリに来て間もないのであろう女子学生が陰謀めいた組織の謎を追う話。
複雑なストーリーに思えて簡単に破綻し…

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河
4.2

赤狩りによって追われたアメリカ人、フランコ政権によって終われたスペイン人達など、体制によって抑圧されて人達で構成された、反体制的な地下組織にも見えるような集団がいて、その1人が演出する演劇の練習に参…

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4.1

映画批評月間 フランス映画の現在
<カイエ・デュ・シネマ創刊70周年記念特集>
もう1本の
「現代の映画作家シリーズ:ジャック・リヴェット 夜警」は2回見たが、また見たいのを我慢して今回は(未見だっ…

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その行動力が慈悲か慈愛かも分からぬままに、現実か虚構かも見失うような謎を追いかけ、掴んだ手掛かりにまた深みにはまる。一歩踏み入れたら後戻りのできない、所謂、冒険。早々に真相が語られていることの、本義…

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信じてきたことが実は邪悪な虚偽で、疑ってきたことが実は善良な真実だったとしたら?常識や風潮・流行を闇雲に信じ込むこと、例えば現代で言えばスマホの普及、それによるスマホの不可欠性、それは実は権力者やフ…

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