ベルリンから来て、パリの大学都市に暮らす女学生が、パリって凄いなあと感心するさまを収めたドキュメンタリー。特にそれ以上のことはないが、エリック·ロメールは現実の写し鏡であるものをもっとも「芸術的な映…
>>続きを読むアメリカ人留学生のナジャがパリを歩く観光映画。
大学の快適過ぎる寓居は焦燥を心に生むか、或いはパリの地霊が彼女を誘うものか、目的もなくナジャは街へ繰り出す。
カルチエ・ラタンのカフェにコーヒー1杯…
セルビア出身のアメリカ人留学生ナジャの視点で語られるパリの街。冷静沈着でありながらも街中で出会う人たちとの交流も割と活発で、カフェですすめられた美術館の展示を訪れる素直さと行動力もあったりと畏れ入っ…
>>続きを読むキャリア最初期とは言え、撮影はロメール個人の伝手で起用されたネストール・アルメンドロス。
彼の撮影を背景に、アメリカに帰化したベオグラード出身の留学生ナジャに、一日パリをぶらぶらさせるだけのお話。
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プルーストを研究する留学生のナジャ自身が書いたテキスト。素晴らしい。その辺のフランス人よりよほどフランス語の表現力がある。
Cité Universitaire のモダンな建築や広々とした空間もいい…
語りは物語を創設する。パリという街に魅力され想像力を掻き立てられ続けたのがエリックロメール。女学生の散策と言葉は分離された後、作者の想像力により繋ぎ合わされる。(たとえば買い食いしながらフランス人は…
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異国の女子学生のパリおさんぽ。
どのシーンを切り取ってもおしゃれで
多様性のある街で 彼女はパリを発見す
る以上に自分を教わる。
ショートカットに快活な瞳
シンプルなファッションでひとり煙草を
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