『大人は判ってくれない』の成功にも浮かれずに、第2作目にしてアメリカの犯罪小説を手掛けたトリュフォー。
この作品の真のテーマは内気さと愛らしいが...
見かけは犯罪映画?でも恋愛もあり、音楽もあり…
トリュフォーのスタイリッシュかつユーモラスな演出は行き詰まった思考に最高の揺らぎをもたらす。ドアを介してカメラで捉えるキャラクターが入れ替わるシーンはその連続性と加速度に惚れ惚れする。全編通してカッ…
>>続きを読むトリュフォーの魅力は、賄(まかな)いパスタの美味しさに近いかもしれないと、かつて思ったことがある。そしてつい最近、イタリアのネオレアリズモ作品がその原点だったことを実感し、やはり直感は大切なんだなと…
>>続きを読むフラッシュバックの中のフラッシュバックみたいな変なナラティブ。
どこに向かうか、どのくらいの速度があまり予想できない車の中の場面が全部良い。
逆に主人公が逃げ場に辿り着いたクライマックスは、フィック…