トリュフォーの魅力は、賄(まかな)いパスタの美味しさに近いかもしれないと、かつて思ったことがある。そしてつい最近、イタリアのネオレアリズモ作品がその原点だったことを実感し、やはり直感は大切なんだなと…
>>続きを読む“恋のエチュード“とは正反対な軽快さでありながら、見終えた後の物悲しさは割と似ている。
夢破れたかつてのピアニスト シャルリは、場末のカフェでピアノを弾き続ける日々。諦念の中、給仕のレナと良い仲に…
元々、男と女がどうのこうのという映画が苦手で、コメディも若干苦手なので最初、ちょっと合わないかもと思いましたが、シリアスな部分が見えてきた辺りからは割と良かったです
いかにもヌーヴェルヴァーグとい…
ノワールとみせかけて 一度心が折れた男の物語。
ミソジニーやマチズモに対して自己言及 出来てこそ モダンな作家と呼べるんだと思う。そうなりきれていない面も含めて。自身の男性的な価値観を、正当化しな…
このレビューはネタバレを含みます
『ピアニストを撃て(1960)』フランソワ・トリュフォー
フィルムノワールだけれども、そこはトリュフォー。主人公が、むちゃくちゃ内気。この主人公が、いい。
主人公の「独白」が、他人との関わりで、…