本作を観るとトリュフォーのアメリカ映画、ひいてはフィルム・ノワールに対する偏愛が伝わってくる。こういった偏愛はタランティーノらに連なる文脈がある。脚に対するフェチズムも(笑)。その趣向が隠し切れない…
>>続きを読むなんかとてもトリフォーらしいというか、人を描くのがうまいよね
あと、モノローグって会話と会話の間にあるとやっぱり普通はやな感じっていうか、ノリ辛くなるイメージがあるけど、この映画はその会話の途中のモ…
このカッチョ良さよ。冒頭の追い⇔追われるところからの酒場に入ってピアノ弾きつつダンスと追手のカットバック入るとこなんかもう凄いね。なめらかなモノクロの画面にスパスパしたカット割りで適宜入る異様なほど…
>>続きを読むフラッシュバックの中のフラッシュバックみたいな変なナラティブ。
どこに向かうか、どのくらいの速度があまり予想できない車の中の場面が全部良い。
逆に主人公が逃げ場に辿り着いたクライマックスは、フィック…
こうして人生は続く。虚しくも時折輝く。女は理想化され、都合が悪くなるといなくなる。男は常に現実をみっともなく生き長らえる。フェミニスト批評の恰好の素材になりそうだが、それにしては出来がいい。お決まり…
>>続きを読むトリュフォーの映像やっぱ好きだな。裏で兄が死んでいるかもしれない、何か大きなトラブルが巻き起こっているというのにカメラはおっぱいの歌を捉え続ける。こんなにアホなシーンが、それが伏線となって回収される…
>>続きを読むピアノの弦から展開され疾走感のあるショットから始まるフランソワ・トリュフォーの傑作の一つ
飲みに誘うこともできず自問自答して沈黙を貫き、慎重なシャルリが手を握ろうとして避けられる演出は笑えた
登場人…
デイビッド・グーディスの原作を映画化したトリュフォーの監督第2作。トリュフォーはミステリー好きで、「黒衣の花嫁」「暗くなるまでこの恋を」などの傑作があるが、第2作で、この世界を題材にしていた。細部に…
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