フラッシュバックの中のフラッシュバックみたいな変なナラティブ。
どこに向かうか、どのくらいの速度があまり予想できない車の中の場面が全部良い。
逆に主人公が逃げ場に辿り着いたクライマックスは、フィック…
こうして人生は続く。虚しくも時折輝く。女は理想化され、都合が悪くなるといなくなる。男は常に現実をみっともなく生き長らえる。フェミニスト批評の恰好の素材になりそうだが、それにしては出来がいい。お決まり…
>>続きを読むトリュフォーの映像やっぱ好きだな。裏で兄が死んでいるかもしれない、何か大きなトラブルが巻き起こっているというのにカメラはおっぱいの歌を捉え続ける。こんなにアホなシーンが、それが伏線となって回収される…
>>続きを読むピアノの弦から展開され疾走感のあるショットから始まるフランソワ・トリュフォーの傑作の一つ
飲みに誘うこともできず自問自答して沈黙を貫き、慎重なシャルリが手を握ろうとして避けられる演出は笑えた
登場人…
デイビッド・グーディスの原作を映画化したトリュフォーの監督第2作。トリュフォーはミステリー好きで、「黒衣の花嫁」「暗くなるまでこの恋を」などの傑作があるが、第2作で、この世界を題材にしていた。細部に…
>>続きを読むシャルリの内向的な独白が彼のピアノを弾く時のちょっと上向きな顔や女性と話してる時の真顔に絶妙な一致を見せている
というかレナと手をつなげなかった場面とかに代表されるこういう内気な描写がなんか新鮮やっ…