ウィンダミア夫人の扇の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ウィンダミア夫人の扇』に投稿された感想・評価

桃龍
2.5


同名の原作は、オスカー・ワイルドの4大喜劇の1つ。あとの3つは『つまらぬ女』『理想の夫』『真面目が肝心』。
レンタルDVDでは冒頭、淀川長治さんの名調子による解説が見れる。
これは得したなと思った…

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オスカー・ワイルドの傑作戯曲「ウィンダミア卿夫人の扇」(1892)を渡米2年目のルビッチ監督がサイレントで映画化。

19世紀末ロンドン。上流階級のウィンダミア卿は愛する妻マーガレット(メイ・マカヴ…

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ロンドンの社交界デビューを飾ったウィンダミア卿婦人。それを眩しそうに見つめるアーリン夫人は彼女の実の母であるが、名乗れない。そして娘が自分と同じ過ちを犯そうとしているのをなんとか止めようとする。椅子…

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324
3.8
細かい手元の動作と心の機微。対照的な引きのマスターショット。
odyss
4.0

【サイレントならではの楽しみ】

サイレント映画らしく、各登場人物の表情や動作が豊かで、見る楽しみがぎっしり詰まった作りとなっている。ただし、そうは言っても話し言葉が欠けているので、同じ場所で同じ登…

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1:10:10の演出で笑う。1:11:30、物が落下するカットアウェイ。1:20:00のロングひょっこりも印象的やな。1:55:07配置が入れ替わってる
ゆこ
3.0
ダーリントン卿かわいとぉ😭 でも既婚者に言い寄ったのだから当然の報いなのかもしれない😭
3.3

会話劇をサイレントでやってしまっているので会話の大半を見ている人は雰囲気などで想像するしかないのだが、そんな台詞の無い漫画の吹き出し状態が延々と続くので無音のメディアと疎遠になっている現代人にとって…

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ルビッチにお笑いを求める勢としては一ミリも笑えなかったのでそれはちょっと悲しかったけど。ウェスはやっぱりルビッチ好きなんだなと確信。
4.0

言わずと知れた、オスカー・ワイルドの戯曲を、ルビッチが監督した、サイレントの名作。

夫人役に『ジャズ・シンガー』のメイ・マカヴォイ、『心の旅路』のイケメン、ロナルド・コールマン。
ウィル・ロジャー…

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