「パリところどころ」(1965)の第二話「北駅」を撮った人類学者ジャン・ル―シュによるドキュメンタリー。
「人はカメラの前で誠実でいられるか」を探るため、パリの人々に「幸せになるにはどうしたらいい…
「死ぬまでに観たい映画1001本」928+212本目
当時は革新的だったのかもしれないが、今見るとフィクションがノンフィクションかってどうでもよくて全然つまらない映画に思える。
概要
本作は、カ…
人間ピラミッドが面白かったので、数週間後に鑑賞した。人間ピラミッドに出ていた女性が出演していたり、演技かドキュメンタリーか曖昧なところは見応えがあった。
今の日本の社会状況を省みる上でも参考になる映…
・一般的なドキュメンタリーとは違い、場所・キャストの属性などを限定しない、大きな枠組みでの問題設定(キャストは主に労働者階級)
・主題は「パリの人々のドキュメンタリー」というよりは、「カメラを向けら…
「あなたは幸せですか?」というマイクを向けたやりとりは冒頭だけで、その一問一答形式に対する切り捨てが素早く鮮やかで潔かったから驚いた
60年経っても同じシークエンスが断続的に繰り返されてる現実の方は…
裏方の露骨な企み顔が鼻につくのと同時に、それを凌駕する何かが確かに眩しいのが『人間ピラミッド』と『私は黒人』と本作含めたジャン・ルーシュ作品の色か。道を歩く女性のカットは魔術的なすごみがある。独白を…
>>続きを読む幸せか、という問いからアルジェリア戦争、黒人差別、ユダヤ人の強制収容所、バカンスと、どんどん質問や議論がドライブしていく。労働と金にまつわる会話は身につまされる。俺も「ほとんど」だな。
カメラワー…