かなり重い話なのにコミカルに描いたり、戦闘シーンは一切ないのに緊迫感があったり、無関心を装いつつ情緒に触れまくったり、味わい深い作品だった。
デル・トロは演技幅が広くてさすが。
皮肉たっぷりのオチは…
数年後、きちんと内容を記憶できているかさだかではないものの、ベニシオの表情はさすがだなぁ。
少年のボールを盗られた(結果的には勘違いだったけど)輩3人組を追いかける時の表情、最高。
苦労して井戸の死…
原題の
A Perfect Day
っていう皮肉が効いたタイトルに最後はクスッと笑える。
1995年、停戦直後のバルカン半島。
国境なき水と衛生管理団が、井戸に落とされた死体を引き上げるためのロープ…
結構ユーモラスに画いてるけどかなりシビアな話よね!
水を売るために死体を井戸に捨てる輩がいるとか平和に生きてる俺には理解も納得も出来ねーわ。
何よりもべニチオの色気がたまらんわ!ありゃ女性問題も勃…
ロープ1本求めてあちこち彷徨い、やっと手に入れたと思ったら和平合意で決められたこととして死体ひとつも動かせないもどかしさ。
めちゃイライラした。
デルトロさん演じるマンブルーの別の戦争問題が勃発し…
一本のロープでここまで話が膨らむとは!
生きる糧の水を汲む井戸。
たかが水を汲み上げたいだけなのに、死体は浮いてるし、地雷は放り込まれるし、大変だ。
戦争は愚かしくて滑稽だとつくづく思う。
当た…
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