このレビューはネタバレを含みます
1995年バルカン諸国のどこか。
井戸に落ちた死体を引き上げるためのロープを求め、国境なき水と衛生管理団たちが奔走する。
語り口は軽妙でだったが、その後戦争の深刻さが浮き彫りになっていく。
何度も…
大切な井戸。水は自力国家再建でロープは海外援助の象徴か。管理団体が汚染水浄化に挑戦するつど国連が阻止。紛争後は国民の自助努力が不可欠との事か。地雷回避の術を知る動物達。’花はどこへ行ったの’が胸を打…
>>続きを読む1995年、停戦直後のバルカン半島のとある村。井戸の中へ死体が投げ込まれ生活水が汚染、国境なき水と衛生管理団のメンバーは死体を引き揚げ地元住民に清潔な水を戻すため大奔走する。
デルトロの生み出す空…
このレビューはネタバレを含みます
メモ
他の方のレビューの
“邦題のロープとは『絆』なんじゃないか。少年も『僕の家にある』と言っていたし、村の売店にもあるけれどよそ者には売ってくれない。ロープを求め彷徨う物語“
に納得の納得。…
求めてるのはロープ一本。
なのにそれがなかなか手に入らない。
なぜなら戦争だから。
戦争だから理不尽な事も悲しい事も多々起こる。
この戦争という言葉はそのまま人生と読み替えても良さそう。
そして、最…
紛争地達のある村の井戸に死体が投げ込まれ、引き上げるためのロープを探してあちこちをまわる。たったロープ1本、色んな事にがんじがらめに締められて人助けをするのも全然簡単な事ではなかったです。
広大な風…
© 2015, REPOSADO PRODUCCIONES S.L., MEDIAPRODUCCIÓN S.L.U. 2