追い込まれるほど才能を発揮する好例。しょうもないホンを才覚だけで乗り切ったみたいで、だから既視感まみれの凡作にも唯一無二の傑作にも見える。このアンビヴァレンスこそが愉しい。公開は48年。夜の車窓を見…
>>続きを読む体調悪い日に見て本当にキツかった映画。
間違えて人を殺してしまった人が、どんどん自責と自己嫌悪と警察に追いこまれる話。全体の波長がすごく自分の心の闇と共鳴して、しんどくなる。観覧車のシーンがすごく印…
おもしろかった!!!
ビリーの部屋の電気がゆれるシーンのおそろしさ。白黒だから余計に際立つ。
どうしても悪いほう悪いほうに考えてしまう質なので、さいご銃を持って家を出たときパーフェクトワールドの…
絞首台へ向かう足元を捉えた移動撮影から、頸部にロープをかける影が映り、刑務官がレバーを倒すとカットが変わって、宙吊りとなった人形の影が赤子にかかる。絞首刑に処された父親から、半ば呪いのような血筋を継…
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