パターソンの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 422ページ目

〈再〉憧れる生活が描かれる。まじめに働き、仕事の合間には詩を綴る。夕飯のあとは愛犬の散歩がてら、馴染みの酒場でビールを飲み、夜は愛する人とベットで眠る。日々は繰り返されるが、同じ日は二度と訪れない。…

「作家は処女作に向かって成熟する」ということばがあるけど、ジャームッシュもデビュー作が1番いいなぁ、と思ってた。

ジャームッシュの神髄、言葉と言葉の間をフィルムで表現している。なかなかこんなんない…

「詩の翻訳は、レインコートを着てシャワーを浴びるみたいなものだ。」これは映画や小説家、何に関しても翻訳というのは、やっぱり何かフィルターがかかってしまうから、微妙にニュアンスが違ったりしてしまうんだ…

アダムドライバー演じるパターソンという名の男が、パターソンという街でバスドライバーをしているという話。

毎日仕事の合間に詩を書き、夜には犬の散歩ついでにバーに立ち寄り一杯のビール、夜は愛する妻と就…

取り立てて何かが起きるわけでもないのにとても見やすく引き込まれる作品。色んな人の物語を間に挟んで構築していくスタイルはさすがジムジャームッシュだった。大御所ラッパーのメソッドマンの登場にもニヤついた…

気づかないうちに見過ごしてしまっている、日々の小さな変化がたくさんありそう。と思えた作品でした。

悪い人が出てこない平和な映画
ダークサイドに堕ちる気配もありませんw

最後の場面、ただのバス運転…