パターソンの作品情報・感想・評価 - 321ページ目

パターソン2016年製作の映画)

Paterson

上映日:2017年08月26日

製作国:

上映時間:118分

ジャンル:

3.9

あらすじ

「パターソン」に投稿された感想・評価

nama

namaの感想・評価

2.0
2017年10月9日鑑賞。

やっぱしこういう展開が特になく、スローな映画は自分には合わなかった。好きな人はすごい好きなんだろうけど。好みが極端に割れる映画だと感じた。

あとビールが飲みたくなるね(笑)
otamma

otammaの感想・評価

3.8
なんとない毎日が積み重なっての、日常。
そんな日常を思い返したくなる映画。
ルーティンなんて言葉で片付けれない、当たり前を過ごす毎日がドラマだということ。
最近、自分の日常を変えたい。変化がほしいと願う自分への戒め?に感じた作品だった。
旦那さん優しい 奥さん綺麗 わんこは可愛い 装飾品さり気なく良い 音楽もさり気なく
ぴ

ぴの感想・評価

4.3
観る前より、ちょっと顔を上げて歩きたくなる。周りの音に耳を澄ませたくなる。

じわじわくる、不思議
特に何も起きない… 繰り返し…
なのになぜ幸せに感じるのだろうか…
いい映画だなと感じる作品。

目覚めのシーンの謎のエロさ。たまらんな〜
マーヴィン君も名演技でした!
Namnam

Namnamの感想・評価

5.0
数年後、パターソン家みたいな日常とそこに幸せを感じる毎日が私にも来るといいなあ。優しい映画。
しうち

しうちの感想・評価

4.2
ジム・ジャームッシュって誰かと思ったらdown by lawの人か。そりゃ面白いはずだ。

見てるだけでほっこり幸せな気分になれる。空気感がたまらない。同じようで全く違う毎日。等身大の幸せって感じでよかった。

何気ない会話や詩、登場人物の行動一つひとつがリアルでそれでいてどこか可笑しくて…。誰一人としてカッコつけてないのがいい。あんな生き方簡単そうでいてなかなかできるもんではない。
tyapioka

tyapiokaの感想・評価

3.9
誰と一緒に観るかで評価が変わりそう。見終わったあとに好きなシーンを語れると一層愛おしい作品になると思う。腕時計、キス、シリアル、詩、運転、双子、散歩、ポスト、モノクロ、バー…。同じイメージの繰り返し。しかし、その僅かな差にパターソンの発見がある。そのため最後まで面白く見れる。妻の不味い手料理を不味いとは言えず、妻の欲しがるギターの値段が高くても拒否できず、ペットに対しても直接怒れないなどの些細な部分からパターソンの人柄が浮かび上がる。穏やかな日常といった紹介をされがちだが、ぼんやりとした不穏な空気もある。唐突な日本人は浮いていたが、日常の困難は身近な人より偶然が救うということだろうか。パルムドッグは文句なし。実はメスだったことに驚き。
nucleotide

nucleotideの感想・評価

5.0
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。
住みにくさが高じると安いところへ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟ったとき、詩が生まれ、画が出来る。
人の世を作ったのは神でもなければ鬼でもない。矢張り向こう三軒両隣にちらちらする唯の人である。唯の人が作った人の世が住みにくいからとて越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりも猶住みにくかろう。
越すことのならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容げて、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊い。

夏目漱石『草枕』



ジム・ジャームッシュは自身が生み出すキャラクターに他の何者かを投影させることを好む作家である。『デッドマン』では主人公に詩人ウィリアム・ブレイクを重ね合わせ、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』では暗転するNew worldにエヴァ(イブ)を"創造"した。今作は、パターソン市に住むパターソンをアダム・ドライバーがバスドライバー役で演じ、彼の恋人ラウラは、偉大な詩人の妻と同じ名前の女性であることが提示される。このように他者の物語を経由して物語るところにジャームッシュの作家性が潜んでおり、ともすればつまらない言葉遊びに堕しかねないギリギリのユルさに、ジャームッシュ独自のオフビート、その源泉があるように思われる。

コトバの喪失→神(的なもの)の救い→再出発というジャームッシュ作品にしては妙に分かりやすいお話構造が展開するのは少々意外だったが、永瀬正敏をある種の非人間的なものへと見立てるオリエンタル信仰はやはりジャームッシュらしいといったところか。

世界を切り取る一瞬、一瞬の美しさや、其処此処に行き交う街の人々全てが愛おしかった。夜が深まっていくにあわせてゆっくりとフェードアウトしていく「1日の終わり」に、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』の頃の鋭い暗転とは違う、ジャームッシュの円熟味をみた。
繰り返しているような毎日でも、偶然や、それぞれの気持ちで変わっていく。かくも滑稽に、美しく。恋人達が交わす目覚めの言葉たちがまぶしくて、嬉しくなる。
全体を通してとても穏やかでどちらかと言うと家で寛ぎながら観たくなるような作品というのが観終わった時の感想です。
優しく、穏やかで毎日の日課で書く詩が唯一の趣味のパターソンを地に足のついたキャラクターに仕上げているアダム・ドライバーの演技はとてもいい。
パターソンの妻で芸術家のローラをとてもチャーミングな人物に作り上げたゴルシフテ・ファラハニもとてもよかった。
そして、愛犬マーヴィンがとにかくかわいい!