このレビューはネタバレを含みます
「家からの手紙」で母親からの手紙をアケルマン本人が読んでいましたが、本当に手紙のようなことを言う母親だったのか、と。
時代を経て手紙がスカイプになっても、母親が娘へ伝えるの想いは変わらないんですね…
シャンタル・アケルマンの遺作。『ジャンヌ・ディエルマン』も母との記憶から生まれたものだったはずで、『家からの手紙』も母からの手紙に基づいた作品で、シャンタル・アケルマンにとって《母》が如何に大きな存…
>>続きを読む観る者を試すかのように、強風が吹き寄せる風景や、車窓から見える荒涼とした風景、あるいは無人の庭や、住居の屋内を長時間見せ続ける。こうした拷問のような長回しの間にある母娘の会話はなんと幸福なことか。娘…
>>続きを読むアケルマンの遺作。
老いた母とのやりとりを捉えたドキュメンタリー。
二人の会話は割と単調。仲は良いけどお互いにそこそこ気遣い合っているようなごくごく一般の親子。
アケルマンも母親もそれぞれ悩みやら…
Collections CINEMATEK - ©Fondation Chantal Akerman