このレビューはネタバレを含みます
母の勧めで鑑賞。
面白すぎた…!この脚本は殆ど完璧に近いと思った。そして、皮肉で残酷なラストに向けて、アンナに静かな絶望の連続を与えていく容赦ないオゾン節によって翻弄される感覚がたまらなく好みだった…
『8人の女たち』(2002)や『彼は秘密の女ともだち』(2014)をトリガーに、いよいよ"不在"の存在が克明に映し出される過程に追っている。
これはある種の降霊映画では…と思ってしまった。
前半は…
危険なプロットも、Summer of 85も好きだったから、多分この監督が好きなんだと思う。どれもお洒落にドロっとした感触を与えてくれる作品。もっと観たいなあ〜。これもめちゃくちゃ良かった…現代で作…
>>続きを読む許されたいと願うことと、許すこと、、、そして、噓。
それをテーマにした戦争映画?文芸作品??
そ、、そうくるかぁ~!!
序盤で
“オゾン監督だしぃ、きっとこの人とこの人は実はこうで、それでこの人た…
オゾンを何本か観ている人であれば既にタイトルからしてネタバレなのでは?と思っていて、観るとその期待は裏切られるので良いのだけれど、オゾンなんだから何かどんでん返しあるよね!楽しませてよ!という気持ち…
>>続きを読むオゾン監督初の戦争をテーマにした作品。第一次世界大戦後のいがみ合うドイツとフランスを舞台に描かれるミステリー。
本作は難解だが、個人的にはテーマは「虚構」だと思う。戦争ではお互いに敵を絶対悪とみな…
フランソワ・オゾン観る
また観るです
第一次大戦終了直後のドイツ
婚約者フランツがフランスで戦死
して彼の両親と暮らすアンナ
フランツの墓参り行くと見知らぬ
フランス人男性が墓前に
原題は婚約者…
白黒がカラーになる瞬間が素敵で、お洒落だなぁと思いながら観ていたのに、アドリアンの正体が判ってからはカラーになる意図も判ってしまって辛かった。アドリアン…酷くないか…苦悩しているのも赦しを乞うのも判…
>>続きを読む©2015 MANDARIN PRODUCTION–X FILME–MARS FILMS–FRANCE 2 CINEMA-FOZ-JEAN-CLAUDE MOIREAU