ダンスホールで踊りもせず、目も合わない沈黙の男女、なにかがあった事は想像つく。
そこからそれに至った経緯、その後の話へと移っていく。
度々挟まれる回想は、最初はあの沈黙のダンスホールのシーンだが徐々…
暗いダンスホール。店の人が床に白い粉の様な物を撒いている、滑り止めかな?気になる人をダンスに誘って断られたらすごくショックだよね。
シチリア島へ出稼ぎに行く。「労働が人々を移動させるのだ」夜に建設…
新文芸坐シネマテークvol.45で鑑賞。
ミラノに住むカップルの2人。工場労働者の彼は、フィアンセの彼女と老いた父親を残して遠いシチリアに赴任することになる。そのせいか彼女は不機嫌で、ダンスホールに…
オルミ監督の初期トリロジーの3本目をみた。1本目の「時は止まりぬ」は今年国立映画アーカイブで上映された見たいだけど見逃したのが悔やまれる。
前作「就職」の二人が大人になった後かの様に、男女の想いと…
☆オープニングのダンスホールのシークエンス、素晴らしい!!ホールに向かう男や女。この段階では我々観客は、何が始まるかわかっていません。ホール奥から大きめの入口を捉えて、入場してくる男女。壁に沿って置…
>>続きを読むオルミの作り出す空間の気持ち良さが突き抜けていた。ほとんどシーンがオフビートな余暇を満喫するかのような、いわば流浪の映画。タイトルが引っかかるなと思いながら鑑賞をしていくと、最初と最後が決定的に重要…
>>続きを読むラストの雨の解釈がいろいろできるのが面白い。
最初のダンスシーンから傑作の予感を放っていた!
すんごいフラッシュバック形式の語り方。
置いてけぼりにされつつも、なんとかついていった。夢とうつつを行…
音楽が無いダンスホールにピアニストとアコーディオン奏者登場。広い場所の人間をロングで映すショット多い。フラッシュバック。走行する救急車を同速度で前方から映すカメラは救急車が左折したのにもかかわらず速…
>>続きを読む引き続きエルマンノ・オルミ監督作。
ジャン=リュック・ゴダールが1964年のNo.1に推した作品だそう。
ミラノに暮らすジョヴァンニとリリアナは婚約中。
熟練工のジョヴァンニは、ある日、1年半のシ…