同じ日本にいる人だけど、当たり前に囲まれてる人、物、環境が違くて、ドキュメンタリーなのに自分とは全く違う世界の話なんだと痛切に新鮮に感じた。
リアルっていうのは存在しているものだから、佐藤さんの発言…
冒頭に一番印象悪い(セクハラ、パワハラ発言)シーンを持ってくる思い切りがすごい。善意の塊のようなラジオパーソナリティの阿部さんとはまた別の形で、3.11の後に行動に駆り立てられた人。本当に素晴らしい…
>>続きを読むタネを作る行為と彼が東日本大震災3月11日に高田で起こったことを様々な言語で綴った本を出版するという行為は似ている。
雪の中で虎舞を踊る姿映像の向こうのスリル感がありながら自分の目に焼きついた。
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この作品の主人公、佐藤さんも凄い人なのですが... いやはや 凄い監督さんです。ちょいちょいお二人の会話のやりとりから伝わる〜すこしゆるい空気とは裏腹に
誠意や堅い覚悟のようなもの...が、さなが…
津波で店を失ったたね屋は復興をすすめる街で営業を再開したが、今度は嵩上げのために自分の手で店を壊すことになる。いちど失ってなんとか取り戻した(もちろん取り戻すことができたのはほんの一部で、かつて存在…
>>続きを読む小森はるか作品の長編デビュー作。一番好きかも。
まずはこの不思議なたね屋のおじさん、佐藤さんが素晴らしい❗️農業用種苗販売店の主人であり、なんでも自分で作りデザインし井戸まで掘るDYIの建築家アーテ…
きっと素晴らしいに違いないと、小森はるか監督の作品を見たことがないのに、そう確信して購入した。本当に素晴らしい作品だった。映画は一人の被写体と一人の撮影者のみで完成してしまうのだ。それほどシンプルな…
>>続きを読む語りのなかに埋没してゆこうという男は、自身の独特の声によってそれがゆるされずにいる。「忘却の穴などというものは存在しない…かならず誰か一人が生き残って見て来たことを語るだろう」(ハンナアーレント)。…
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