30代、50代、60代の3人で行って いつまでも語り合いました。
おしゃれじゃないパリ、50代女性のリアル。
夫に「好きな人ができた」と言われても、
離婚後の別荘の庭はどうなるの?
…
等身大の中年女性を地に足着いた演技で体現するイザベル・ユペールが素晴らしい
見ようによっては淡々とした起伏の少ないドラマかもしれないが、劇中かなりの割合で早足で移動するように仕事、母親の介護などやる…
現代版、中年版のエリック・ロメール。
バカンスの美しい風景、直接的な表現を避けるところな等。
イザベル・ユペールが演じると没入しやすくて毎回素晴らしい女優。欲望という名の電車の主人公とか演じて欲し…
ガニ股でせかせかと歩くユベールが印象的。ミア・ハンセン=ラブの映画はいつも自然。いつの間にか自分もスクリーンの中にいて体感してる。希望があるかぎり未来は幸せ、それが叶おうが叶うまいが。
教え子のファ…
このレビューはネタバレを含みます
設定が好きすぎる。
思想と現実との不一致。
頭と体の不一致。
こういうことをやりたい。
葬式で哲学書の文章を朗読しているシーンが良すぎたので、本当はもっとそういうシーンが多くあって欲しかった。
彼…
主人公は哲学の教師。それも中年女性の。個としての価値と、他者と共に生きていくことの確信をもち、社会のあり方としての民主主義を信じる。いわゆるフランスの近代的知識人。
さてこの前提をもとに物語は…
高校で哲学を教えるナタリーは、昔は研究や執筆をしていたが、いまでは卒業後哲学の道に進んだ教え子の成長に喜びを感じるようになっていた。同じく哲学教師の夫とハインツの間に、独立したふたりの子どもがおり、…
>>続きを読む高校の哲学教師というあり方が好ましい。フランスには教科書の使用義務はない。だから、教師が自ら教材をつくるし、ナタリーのように、教科書をつくることも可能だ。彼女の授業は、ゆっくりと物事の根源的なとこ…
>>続きを読むⓒ 2016 CG Cinema ・ Arte France Cinema ・ DetailFilm ・ Rhone-Alpes Cinema