ある戦慄に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『ある戦慄』に投稿された感想・評価

イ
4.8

2025-12-56

電車という、平田オリザ的にいえばセミパブリックな空間?に、不特定多数の人々が集合し、ある出来事が起こってどうなるか、、、という設定自体が良い。
電車自体は場所を移動しているん…

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5.0

12人位の(心の中だけで)怒れる人
通常映画の登場人物が取るであろう行動を誰もとらない居心地の悪さ。二人の暴漢によって厭なプライベート仮面を次々剥ぎ取られ煽られるも 火の粉は自分にかかって欲しくない…

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ラリー・ピアスは、乗客一人一人を丁寧に描写、沈黙する乗客の人柄に説得力を持たせている。乗り込んで来るトニー・ムサンテの圧倒的個性。これは儲け役だ。ボー・ブリッジスのギプスが心配だ。腕は大丈夫か。

ほとんど知られていないアメリカンニューシネマ時代の極め付けの衝撃作。

終始観る者の動揺を誘い、常識を破壊し、脳内を震撼させる危険物として推奨したいです。

先鋭の感性を時折見せたTV出身のラリー・…

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秩序 = 悪魔の怠慢

深夜のどこかの街を、列車が走る。乗客は互いに席を開けて、端のほうで寝転んでいるホームレスを横目にガタゴトと揺られてゆく。老夫婦、二人組の新兵、ベタベタとするカップル、どこにで…

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マーティン・シーンの映画デビュー作だそうです。彼は最初から悪役俳優だったんですね。
この映画にはヒーローがいません。皆、他人には無関心で自分達の事で頭がいっぱいです。ジョーとアーティーのどチンピラは…

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たつ
4.5

かなり面白い。夜中のNYの地下鉄、走る密室で様々に問題を抱えた人物達がチンピラ2人に脅されていく不条理。他人の不幸を遠くから眺めるSNS時代を刺すようなテーマ。

事勿れ主義、波風を立てないように生…

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Benzo
5.0

知名度に関わらず、紛うことなき傑作。
NYの深夜。登場人物それぞれの帰路が電車の上で交差する時、緩やかに悪夢が始まる。
人間の強さ、弱さ、怒り、誇りの持ち方、責任の取り方。
自分ならどんな行動を取る…

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地元のブックオフでなんとなくタイトルに惹かれて買ってみた。
めちゃくちゃ面白くてびっくり。
隠れ名作だと思う。
針
4.1

これもすんごく面白かったです。

様々なタイプの人々が乗る深夜の電車に、酔っ払った2人のチンピラが乗り込んできて、他の客にちょっかいを出し始め、車内がものすごい空気に塗りつぶされていく……というお話…

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