オールド・ジョイの作品情報・感想・評価・動画配信

『オールド・ジョイ』に投稿された感想・評価

3.5
孤独にさせないでくれという気持ちが無言の内に溶け込む。ケリー・ライカート監督は全ての会話と全ての沈黙が良い

悲しみは使い古した喜び
4.5

内向的な映画がすごく好みなのでかなり癒された。
周りが結婚や出産を控える中、のんびりと暮らそうとまだ猶予期間を味わい晴れて自由になれた喜びを抱きしめたいアラサーわたしと、きちんと母になり正社員になり…

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mew
3.7

悲しみは使い古した喜び

ずっと変わらないものって無い。
当時のままでいれたらいいのに、変わって、ぎこちなくなって、共通言語がなくなって、それがとても寂しいのは、当時の楽しみや喜びがあったから。

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-
上質な映画。音楽にヨ・ラ・テンゴ。
長回しの風景描写がなぜか心地良い。

どんなに長い友人でもライフステージは変わっていく。
そこに対する寂寥感をリアルに鮮明に描き出す。
auchan
-
あのおもろいセリフはどこかからの引用?
むずむずされながら生まれくる生と、息切れの中で消えてく独身を、迷子のドライブと温泉でゆるやかに描いてる。これを描き切るところが本当強いよねー
D
4.6

結婚や出世によってメインストリームの価値観が強化されかつてのモラトリアムにあった様々な価値を忘れていく男性vsまだモラトリアムを大事にしている男性のすれ違いは現実にもよく聞く話だが、些細なずれの積み…

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静かな森と沈黙の中で揺れる男たちの友情が痛いほどリアル。言葉少ななのに、過去の距離感や人生のズレがじわじわ伝わってくる。無駄なものが一切ない、まるで温泉のように染み込む映画。終わったあと、すごく寂し…

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ケリー・ライカートのことを知ったのは、日本で「ライヒャルト」と呼ばれていた頃で、原題『Certain Women』(邦題:ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択, 2016年)によってだった。

短編…

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Kento
-

ケリー・ライカート2作目
白黒つけない優しいグレーな映画作りますね

悲しみは使い古された喜び
このセリフがケリー・ライカートらしさなんじゃないかな、知らんけど。

熱々の温泉に水を入れて適温に浸か…

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いい映画だった

普通のスリラーよりも
胸が高鳴るというか
"何かが始まりそう"な一種の
高揚感?恐れ?をずっと感じる作品だった


実際に口に出してるセリフの8倍くらい
脳内でセリフが飛び交ってい…

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