このレビューはネタバレを含みます
普通の映画ならすぐ解決されるようなことを2時間やってる。
でも現実では、2時間やそこらのストーリーでは乗り越えられないことの方がたくさんあるはず。だから終わり方が全然ハッピーじゃない方がリアルに感じ…
心に負った深い傷は、そう簡単に癒えるものでもないし、人間は短期間で成長するものでもない、という至極あたりまえなことを描いているのに新鮮に思えるのは、それだけ陳腐な成長譚が映画の世界にあふれているとい…
>>続きを読む元妻と偶然出会った場面、予告で見たときは感動的な所だと思ってた。
でも違った。すごく、すごく、辛い場面だった。
辛いという感覚しかわからなかったぐらい深すぎて、他の言葉が見つからなかった。
ケ…
悲劇を乗り越えようとする男とその周辺の物語。
ケイシーアフレックの哀愁すばらしい。
無理やりな演出もなく、波こそないんだけど、少し長く感じるんだけど、なんかリアルで、すごいじんとする。
人生の曇を描…
素晴らしい脚本と演技。脱帽! 主人公の状況であの場所に住み続けて立ち直って甥っ子の後見人するような映画なら胡散臭くて逆に違和感だけが残りそう。無理してもろくな結果にならないだろうし主人公が選んだ選択…
>>続きを読む兄のジョーの家族愛
自分の心不全より弟と息子のその後が気がかりだったのね。
息子の後見人として息子に弟を託したのね。
切なく辛い内容だったのに、最後に爽やかな風にふかれた感じです。まるで船に乗…
人は変わることができるのかという問いに優しく寄り添ってくれた作品。
2時間の中でリーの気持ちに変化はあったが、黒が白に、雨が晴れになるような綺麗な変化ではなかったと思う。
彼の中では自分の気持ちに晴…
主人公の兄が亡くなることからの出来事。遺言書に甥の後見人として指定されていたことから故郷の古い辛い記憶と向き合う。大事な人を失うという喪失感と煩雑な手続き、当たり前の日常、さりげない優しさ、脚本の良…
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