まず、元々児童書だった事に驚いた。
一言で言ってしまえば「時代」だろう。
戦争を感じる事はもちろん出来る。
ただ、それに翻弄され生きた男の姿を他の隊員との対比で魅せてくれる。
人はどうして、そこ…
反戦映画の名作・良心作であることには疑いはないが、メッセージの表出としては、市川崑の職人性が邪魔していると思う。つまりは、サラッと観れてしまうのだ。
北林谷栄はじめ、脇役がおしなべて良い。もちろん、…
どなたかも言われていたが、特攻隊の青年との恋とかが見たいんじゃなくて。
南方戦線の現実。水島上等兵が見たもの…(『野火』にも共通すると思う)。
異国の地で悲惨な死を迎えて、そのまま土になる日本兵の無…
現代の戦争を題材とした映画は、厚塗りに厚塗りを重ねて、その本質を上手く捉えることができない。それは「戦争映画」ではない、戦争を題材とした映画。
特攻隊士との恋愛を悲劇的に描くラブロマンス。遠い戦地…
前半の「埴生の宿」をイギリス軍と日本軍がともに歌うシーンは、まだ停戦だと分かってないからこそ、緊張感と音楽の美しさのアンバランスさに酔ってしまう。歌うシーンが繰り返しあってちょっとミュージカル的です…
>>続きを読むリメイク版を視聴後、此方の映画の存在を知りました。三國連太郎さんなど著名なキャストでシリアスな印象を持ちましたが、やはりモノクロだと、色を表現する大事な描写が伝わり辛いので其れが残念でした。ビルマの…
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