強烈な印象を残す嫌な映画だ。誰にも奨めないけど観た人がいたら非常に語りたい思いがある。この映画に関して不条理というキーワードを見聞きしたが個人的にはそれは全くないと思った。罪と罰。非常に理にかなっ…
>>続きを読む【2016年劇場鑑賞作品82作目】
なんとも不思議な余韻を残した映画だった。残念ながら最初の15分位は仕事終りの疲れでウトウトしてしまった。パンフレットに全シナリオあって助かった。
八坂も不気味だ…
常に浅野忠信が画面を支配している。
ラストの、父が娘に救命措置のシーンは娘のためじゃなく、
父が自分であるために、夫婦であるために、生きている意味のためにやってる。
でも娘はその呪縛のような人生か…
チネ3
うわぁ…コレ帰ってそのまま安眠できないわ…
浅野さんのゾッとする張り付いた笑顔、不自然なほどの礼儀正しさと言い、匂い立つような気味悪さが全開。
事件後の筒井さんの疲れきった表情とくたびれ…
浅野忠信が強烈な印象を残す前半に対して、彼の不在によって身も蓋もない人間関係が露わになっていく後半。不在性によってこんなにも周囲に変化をもたらすその様を見れば、「浅野忠信、いい人やめるってよ」みたい…
>>続きを読む「私の男」で家族になれなかった浅野忠信が、この映画では家族の関係をゆさぶる役として介入する。
ひとが当然のようにもっている無神経さのようなものを感じた。
淡々とこぼれるセリフの行間に胸の奥が引き…
浅野忠信の川辺で本性出すシーンはぞっとするけどこの映画で終始一番怖いのは父親役の古舘だと思う。
家族に全く関心を示さず。とってつけたような言葉と態度。ラストの人工呼吸のシーンも一度ヤメてるし。
…
あの男が現れるまで、私たちは家族だった
個人的にはこの文句はなかなかなぞです。
場面は大ざっぱに分けると、蛍が神経麻痺する前と後とに分かれます。前半の部分では、夫婦間の会話は数えるほどしかありませ…
最初僕は淵に立つが家族の話には思えなかったんだけど、それは本当に監督がいうみたいに家族の姿に決まった理想を見続けていたからなんだな!
家族として成立していなくても、
家族でいるっていう淵に立たさ…
予告がすごく好き。
言葉で語りすぎずに、細部で語るのが良い。
たとえば、筒井真理子が潔癖症になってしまった理由は直接は語られないが、自分が不貞を働いたことが娘への暴力に結びついたと考えていて、それ…
(C)2016映画「淵に立つ」製作委員会/COMME DES CINEMAS