幼くして親の離婚を目の当たりにした二人の娘たち。父親が二人いることの戸惑いと、すでに女としての振る舞いと、本質を見抜こうとする力にドキッとしました。
ポスターに出てない二人の娘は、「われら」の蚊帳の…
◇理由じゃなくて気持ち
とてつもなく泥臭い人間ドラマ。
心に突き刺さる。
ずっとずっと見たいと思っていたけど、公開中には見れず、飯田橋ギンレイホールでスコア2.9を付けた『夜空はいつでも最高密度…
日本映画観てていつも思うのだが、コンサートシーンとかクラブで踊ってるシーンとかが、どれも「勘弁して、穴があったら入りたい」って気持ちになるのに比べて、カラオケシーンだけは名作でもダメ作品でもみんな良…
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”理由は聞くくせに気持ちは聞かない”
家族観、結婚観、人間観を掲げながら、血のつながらない家族、血のつながった他人たちが必死にもがいて進む様子をリアルに描いた邦画らしい見事な秀作。
浸透圧が高…
複雑化された現代の家族はどう生きれば良い?
心の持ちようなの?
なんでも簡単に単純になってしまったシステムだからこそ、人は心を悩ます。
一瞬一瞬はどんなことも容易にやり過ごせるから。
だから後悔し…
血の繋がらない家族、血の繋がった他人という離婚、再婚後の家族を通じて、家族とは何かを問いかけてきます。家族だからこそ、大切にしなければいけないのに、その難しさ、逆に傷つけてしまう悲しさ。現代的なテー…
>>続きを読む人生玄人度の高いストーリー。
性格的に難ありではない再婚カップルでも、子供、病気、仕事によって円満な家庭をつくる難しさが生々しく描かれていた。
ただ、スクリーンの浅野忠信がかっこよすぎるので、こん…
静かな映画。浅野忠信演じる主人公に同情を禁じ得ない。離婚者同士の結婚、連れ子ありは大変だ。子供が多感な時期だったりするとなおさらだ。元夫役のクドカンのやさぐれ感、悪びれ感がよくでていた。実はネット通…
>>続きを読む「幼な子われらに生まれ」製作委員会